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俺「異世界来たァ！　処女奴隷ハーレム作り放題だぜえええ！」

1 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:25:59.86 ID:na5A5Jjo0.net
俺「異世界に来てから早一か月、か」

俺「大体街の仕組みは覚えたし、技術水準も確認した」

俺「神様からもらった【ステータス】と【聖剣】の奇跡で生活も安定してきたし、そろそろ処女奴隷一号でも買い漁るとするか！」

俺「来た来た、奴隷市場…」

俺「ヒヒ、あっちこっちに裸の女がいやがるぜ」

2 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:01.67 ID:na5A5Jjo0.net
俺（俺の【ステータス】の奇跡は、設定を弄れば、相手の好きな詳細を見れる）

俺（性格から才能、病気から性体験までなんでも暴ける）

俺「ハハハハ！　もっと金ができたら奴隷トレーダーで儲けるのも悪くないかもしれないな！　株みたいに！」

俺「……今の持ち金は八十万ゴールド、綺麗どころの性奴隷は簡単に二百万ゴールドくらいに乗っちまうからな」

俺「なんとか安くて優良な奴を当てておきたい。最悪多少ブスでもいいか、また売ればいいだけだし」

3 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:10.19 ID:na5A5Jjo0.net
奴隷商人「キキ、旦那、初顔ですかい？」

俺「あ、ああ、わかるのか？」

奴隷商人「ええ、この場になれてないってウブな顔だ」

奴隷商人「安くしときますぜ、今後仲良くやっていくためにもね」ﾆﾏｧ

俺（……不気味な奴だな）

俺（まぁ、ボラれることはないか。俺の【ステータス】に、都内市場価値をセット……これで確実に足許を見られないで済む）

4 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:13.29 ID:54eLdapj0.net
俺「異世界来たァ！　処女奴隷ハーレム作り放題だぜえええ！」
https://eagle.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1678567671/

5 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:19.98 ID:na5A5Jjo0.net
奴隷商人「この子はどうですかい？　耳長ですよ」

俺「……エルフか、美人だが」

エルフ「……」ｷﾞﾛｯ

◆◆
種族：エルフ
年齢：215
性格：人間嫌い
病気：マンドラゴラ病
経験：258人
特筆：魔力高
市場価値：400万ゴールド
◆◆

俺「ひぇっ」

奴隷商人「どです？　んんー、390万ゴールドくらいで？」

俺「うーん……悪いが、あまり金も持ってないもので」

奴隷商人「なんだ、そうかい。もう少し手頃なのを見繕ってあげようかね」

俺（……いきなりハードなもの見せられちまった、嫌な背景がありあり想像できる）

6 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:29.66 ID:na5A5Jjo0.net
俺（……処女、いないなあ。テンション下がるわ）ﾊｧ

俺（俺の処女性奴隷ハーレムの夢が）

奴隷商人「どの子もお気に召しませんでしたか……ムム。ではまた、御機会があれば」

俺「その奥の子、まだよく見てなかったな。そいつはいくらだ？」

根暗そうな女の子「……」

奴隷商人「あ、旦那、それはその……」

◆◆
種族：ヒューマン
年齢：15
性格：心神喪失状態
病気：コボルト腫瘍、マンドラゴラ病、ゴブリン疣、魔毒、膣ゴレーム症、ゼウス風邪、スライム赤痢
経験：2031人
特筆：将来の夢は優しいお嫁さん
市場価値：20ゴールド
◆◆

俺「」

7 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:38.03 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「…………」

俺「こ、この子は……」

奴隷商人「へへへ……下取りで、得意先様から押し付けられちゃった娘で」

奴隷商人「ほら、左目の周りとか凄いでしょ？　脱いだらもっと酷いですよ」

俺「どうするんですか……？」

奴隷商人「まあ……ここまで酷いと、何もしなくても来週には死ぬでしょうね」

俺「…………」

8 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:27:51.09 ID:na5A5Jjo0.net
奴隷商人「拷問好きのお客さんなら買われるかもしれませんね。殺しても惜しくないわけだし」

俺「拷問好きの」

奴隷商人「そういう人に他の子と抱き合わせか、五万ゴールドくらいで捌こうかなと」

俺「買います」

奴隷商人「……え？」

俺「買いますと、言ったんだ。売り物なんだろ」

奴隷商人「旦那……？　いやぁ、でも、止めておいた方がいいですよ？　新入りにこんなの掴ませたなんて噂が広がると、私も……」

ｼﾞｬﾗｯ

俺「八十万ゴールドある。これで文句ないだろ」

9 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:28:00.69 ID:na5A5Jjo0.net
俺「ふう……どうにか急ぎで、予備のポーションが売れてよかった」

俺「パンを切って、野菜とハムを挟んで、ゆで卵スライスを加えて……香辛料はまだあるな」

俺「よし、即席サンドだ！　俺のこっちでの好物なんだけど」

女の子「…………」

俺（ダメ……か）ｵﾄﾞｵﾄﾞ

女の子「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

俺「……！」ﾊﾟｱｯ

10 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:28:10.64 ID:na5A5Jjo0.net
俺（……しかし、食べ方、綺麗だな。こっちの世界では珍しいぞ。この子、教育のしっかりしている家で育ったのかもしれない）

女の子「…………」

俺「なぁ、もしかして貴族の家柄とか……」

女の子「……！」ﾋﾞｸｯ

俺「そんなわけないか」

女の子「い、嫌ッ！　嫌ッ！」

俺「お、おい、どうしたんだ！」

女の子「やだぁ！　嫌だ、やだぁ！　やめて！　やめてください！」

11 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:28:21.82 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「ごめんなさい！　ごめんなさい！　生まれてきてごめんなさい！」ｶﾞｸｶﾞｸ

俺「お、落ち着け！　安心しろ！　俺は絶対に酷いことなんてしないから！　な？」ｷﾞｭｯ

女の子「ごめんなさい、ごめんなさい……」ｶﾞｸｶﾞｸ

俺「ここにはお前に酷いことする奴は一人もいない！　俺がそんなことさせない！　だから大丈夫だ！」

女の子「……うう、うう……」

俺（よ、よし、落ち着いてきたか……）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

俺「…………」

　奴隷商人『まあ……ここまで酷いと、何もしなくても来週には死ぬでしょうね』

俺（お、俺が……俺が、どうにかしてあげないと）

12 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:28:32.03 ID:na5A5Jjo0.net
―ある豪邸―
女侯爵「どうかしら、例の娘？」

部下「は……奴隷市場に売られ、その後、娼館へ流れ着いたようです」

部下「その後、性病が発覚して、貧民街の最低位の娼館、通称【便所穴】に落とされたようですな」

部下「死ぬより辛い目に遭われたことかと」

女侯爵「ホホホ、それでいいわ。あんな泥棒猫の娘、当然の末路ね」

女侯爵「ねぇ、これでわかったでしょう？　貴方は、私だけ見ていればいいの」ｷﾞﾛ

夫「……」

女侯爵「何か言いたいことがありそうねぇ？　別にいいわよ、また夜遊びしても」

部下（恐ろしいお人だ……夫の妾を拷問死させ、その子供まで地獄に突き落とすとは）ｿﾞｵｯ

部下（民衆から吸血侯爵と恐れられるだけはある）

13 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:28:43.70 ID:na5A5Jjo0.net
女侯爵「……で、今その娘はどうなってるの？」

部下「え……？　い、いえ、【便所穴】に落とされ、死んだのでは？」

女侯爵「確認していないの？　とんだ無能ね」ｷﾞﾛｯ

部下「しし、しかし！　死んだにきまっています！」

女侯爵「万が一ってこともあるでしょうがああああ！　あのゲロブスの娘が生きているかもしれないと思うと、気が気じゃないのよおおお！」ﾊﾞﾝｯ

部下「ももも、申し訳ございません！」

女侯爵「いいことを考えたわ。娼館に連絡して、死体を取り返しなさい。あの人に見せつけてあげるわ」ﾆﾏｱ

部下「は、はは、はいい！」

14 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:31:21.77 ID:na5A5Jjo0.net
―冒険者の酒場―
俺「……そういや、昼飯も後回しにしたまま、まだだったんだよな。もう夕刻か」ｸﾞｳ

俺「あーあ、全財産渡したのは馬鹿だったなぁ」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

剣士「あの感じ悪いオッサンいるじゃん」
槍使い「ああ、強そうだったから誘ったら鼻で笑いやがった奴だな。誰に対してもあんな調子だとよ」
剣士「なんか頼んで回ってるみたいだが……馬鹿にされてるみたいだな」
槍使い「だろうよ、いいザマだ」

15 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:31:31.58 ID:na5A5Jjo0.net
―冒険者の酒場―
俺「……そういや、昼飯も後回しにしたまま、まだだったんだよな。もう夕刻か」ｸﾞｳ

俺「あーあ、全財産渡したのは馬鹿だったなぁ」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

剣士「あの感じ悪いオッサンいるじゃん」
槍使い「ああ、強そうだったから誘ったら鼻で笑いやがった奴だな。誰に対してもあんな調子だとよ」
剣士「なんか頼んで回ってるみたいだが……馬鹿にされてるみたいだな」
槍使い「だろうよ、いいザマだ」

16 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:31:39.20 ID:na5A5Jjo0.net
俺「白魔導士を、探してるんだ……それも、最低でもＢ級以上の」

俺「もう時間がなくて、遠出して会いに行く猶予はないんだ」

俺「頼む、噂でもいい、何か知っていることがあったら……！」

剣士「知るかよそんなの！　この都市に、そう都合よくＢ級の凄腕白魔導士がいるわけないだろバカかよ」

俺「……そう、ですよね」

槍使い「……貧民街に、仙人と呼ばれている白魔導士の男がいるらしい」

剣士「おい、お前……！」

槍使い「キナ臭い話だがな、行くなら気を付けろ」

俺「ありがとう、ございます。行ってみます」ﾍﾟｺｯ

17 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:31:47.95 ID:na5A5Jjo0.net
―翌日―
女の子「ごほ、ごほ」

俺「わ、悪い、連れ回して……。背負おうか？」

「見ろよ、あいつ、病持ち連れてるぜ」
「あの目、魔毒の症状じゃないか？　よく触れるわ……」
「あんな汚物、表に出すなよなぁ、非常識だなあ」

女の子「…………」

俺「うるせぇぞテメエらぁ！　お前達に、この子の何がわかる！」

女の子「！」

「おいおいあいつ、目に涙浮かんでんぞ」
「ビビってんじゃねぇか。無理するなよ雌犬の飼い主さん」

18 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:32:03.84 ID:na5A5Jjo0.net
―貧民街―
俺（噂通りの、小汚い、変わった頭の形の爺さんだ……）

俺「あなたが、仙人さんですか……？」

浮浪者「よーお、貴族の遣いが頼みに来るね。そんなこと言って」ｶｶｶ

浮浪者「そっちの子が病持ちか」ｼﾞﾛｯ

女の子「…………」

浮浪者「で、ゼニは持ってるか？」

俺「う……その、金目のものなら……」

浮浪者「ほーう」

19 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:32:17.24 ID:na5A5Jjo0.net
俺（足りるか……？　大したものは持っていない）

俺（相場を確かめるべきだったか……）

俺（いや、その前に、こいつが本物かどうか確かめておいた方がいい。確認事項を【ステータス】にセットして……）

◆◆
種族：ヒューマン
年齢：64
性格：狡猾
技能：【ペテン：Ｂ】【カリスマ：Ｃ】
◆◆

俺「なっ！」

20 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:32:38.62 ID:na5A5Jjo0.net
う〜ん
なんかレスつかへんね

21 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:33:17.06 ID:CqCi438V0.net
もう元サイトで読んだからええわ

22 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:34:33.49 ID:na5A5Jjo0.net
>>21
こういう奴がSS文化を廃れさせていくんだよね
自覚あるのかお前
元サイトってそれ盗用アフィブログであって元でもなんでもないよね

23 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:37:21.56 ID:tUPU8xmw0.net
娼館向けならともかく個人向け性奴隷売ってるとこで非処女はねーよ

24 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:37:22.38 ID:na5A5Jjo0.net
>>21
聞いてんのかおい
反省しろゲロブス

25 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:40:21.68 ID:RLbCRgJs0.net
このスレッドは天才チンパンジー「イッチちゃん」が
言語訓練のために立てたものです。

イッチと研究員とのやり取りに利用するスレッドなので、
関係者以外は書きこまないで下さい。

26 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:41:36.20 ID:Tv7SehwC0.net
？まとめサイトからコピペしてるんじゃないの

27 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:42:47.95 ID:V68Fzm7u0.net
膣ゴレ糞定期

28 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:43:46.06 ID:ywkwrkRN0.net
VIPでやれ定期

29 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:45:15.69 ID:na5A5Jjo0.net
>>26
なんでワイが書いたのにわざわざアフィブログから持ってこなアカンねん

30 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:04.27 ID:na5A5Jjo0.net
浮浪者「どうしたか？」

俺「か、帰らせてもらう！　この子には時間がないんだよ！」

浮浪者「はぁ……お前ら、出番だ」

孤児Ａ「…………」ｻﾞｯ
孤児Ｂ「…………」ｻﾞｯ
孤児Ｃ「…………」ｻﾞｯ

女の子「……！」ｷﾞｭｯ

俺「……なんの、つもりだ？」

浮浪者「ゼニ持ってる、わざわざ病気の治療のために暢気にこんなとこ入り込むお貴族様にはわからんか？」

浮浪者「噂でカモ呼び込んで、身ぐるみはがすんだよ。こんなふうにな」ｷﾞﾛｯ

浮浪者「お前ら仕事や、どっちも殴り殺せ。女も犯すんじゃないぞ、あれは汚物の塊だ」

31 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:10.96 ID:ct2lLgFm0.net
二番煎じ

32 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:15.27 ID:na5A5Jjo0.net
浮浪者「叩き殺せ、毒女の血は浴びるなよ。穢れるぞ」

孤児Ａ「……」ﾊﾞｯ

女の子「きゃぁぁぁっ！」

俺「ぐっ！」ﾊﾞｯ
ｸﾞｻｯ
孤児Ａ「……」ﾆｲ

女の子「お、俺さん！」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

俺「だ、大丈夫だ、浅い……。はは、初めて名前呼んでくれたな」ﾖﾛｯ

33 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:18.85 ID:JyjW8to6d.net
>>29
お前が書いた証拠ないやんｗ
他人の褌で威張ってて草

34 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:23.58 ID:na5A5Jjo0.net
浮浪者「叩き殺せ、毒女の血は浴びるなよ。穢れるぞ」

孤児Ａ「……」ﾊﾞｯ

女の子「きゃぁぁぁっ！」

俺「ぐっ！」ﾊﾞｯ
ｸﾞｻｯ
孤児Ａ「……」ﾆｲ

女の子「お、俺さん！」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

俺「だ、大丈夫だ、浅い……。はは、初めて名前呼んでくれたな」ﾖﾛｯ

35 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:35.33 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「俺さん、俺さん、死なないでください！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

俺「大丈夫だ……これくらい、なんてことない」ｾﾞｴｾﾞｪ

俺「悪かったな、下調べが甘くて、とんでもないところに連れてきてしまった」

俺（……無駄に日数を使ってしまった）ｷﾞﾘ

俺「この子には……もう、時間がないっていうのに」

36 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:46.23 ID:na5A5Jjo0.net
―冒険者の酒場―
俺「どうしよう……どうしよう……あれからいくら探しても、一向に見つからない……」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

槍使い「……なぁ、オッサンよ」

俺「お前は……」

槍使い「悪い、以前、とんでもないデマを教えてしまったようだな」

俺「いや……噂でいいから教えてくれと言ったのは俺だ」

槍使い「あれから俺も、調べてみた。都市長が、隠し子の治療のために極秘で白魔導士を読んでいたらしい」

槍使い「これは、恐らく間違いない」

俺「ほ、本当か！」ｶﾞﾀｯ

37 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:48.00 ID:IoYIAKm5p.net
もう書きだめ無いからそろそろ終わるぞ

38 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:46:50.14 ID:P9yG4Stx0.net
なんJで何してんのお前

39 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:47:01.21 ID:na5A5Jjo0.net
―宿屋二階―
デブ「なんだね、チミ。私は忙しいのだがね」

俺（身なりがいい……そうだ、真っ当な白魔導士なら、かなり金を持ってないとおかしいんだ）

◆◆
種族：ヒューマン
年齢：45
性格：傲慢、怠惰
技能：【白魔導：Ａ】
◆◆

俺（ま、間違いない、本物だ！　ありがとう、槍使い……！）ｼﾞﾜｯ

俺「お、お願いです！　病気の治療をしてほしい子がいるんです！」ﾊﾞｯ

デブ「はー、どっから話が漏れたのか」ﾊﾅﾎｼﾞｰ

40 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:47:20.81 ID:na5A5Jjo0.net
俺「お願いします！」

デブ「う〜ん、まずどういう病気なのかもしらんし」

俺「そ、それは……」

俺「コボルト腫瘍、マンドラゴラ病、ゴブリン疣、魔毒、ゼウス風邪、スライム赤痢……あとは、膣ゴレーム症……」

デブ「よくわかるね」

俺「こ、これは間違いないです！」

41 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:47:29.69 ID:na5A5Jjo0.net
デブ「ま、私ならいけるね、付きっ切りでかかれば」

俺「ほ、本当ですか！」

デブ「五十万ゴールド」

俺「っ！　か、返します！　払って見せます！　すぐには用意できませんが……」

デブ「一日五十万ゴールド」

俺「……え？」

俺「そ、それは、何日掛かるんですか……？　あの、目安とか……」

デブ「わかるわけないじゃんそんなの見てもないのに」

42 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:47:39.95 ID:na5A5Jjo0.net
俺「一日に、五十万……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

デブ「三日以内に百万ゴールド用意出来たらとりあえず見てあげるわ」

俺（【聖剣】を売れば、行けるか……？）

デブ「勿論、チミが逃げられないように患者は私が預かるし、破れば死に至る、魔縛りの契約書も書いてもらうけどね」

俺「……わかりました、絶対に、用意してみせます」ｻﾞｯｻﾞｯ

デブ「ん、頑張ってね」

デブ「馬鹿な奴だ、何十日でも居座ってやる」ﾆﾁｬｱ

43 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:47:48.29 ID:+kq3BhHk0.net
読んでるで

44 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:48:23.28 ID:sJXl+HpZ0.net
匿名掲示板で自分が書いたって言うのは無理あるやろ
初でもないのに

作るのはいいけど、そんなに誇りたいならツイッターやらなろうやらに投稿したら？

45 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:48:25.05 ID:u9dwRbxf0.net
>>29
ワイが書いたんですけど？
ここまでは評価してくれてるんだなと思って黙ってみてたけどなりすましはやめてくれませんか？

46 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:48:31.15 ID:na5A5Jjo0.net
>>31
ワイが元祖なんよな

47 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:48:47.46 ID:W8PZXBDnp.net
何度も繰り返し同じスレ立てる人って多分なんかの病気だよね
かわいそう

48 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:49:16.29 ID:/0T/EJiYp.net
NGワード出て貼れんけどアルファポリスにあるやん

49 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:50:01.52 ID:na5A5Jjo0.net
>>33
あるで
そもそもワイ小説サイトと提携してるTwitterアカウント持っとるし何度もなんｊで晒しとったし
なんも知らんのやね
消えるんやで

50 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:50:51.93 ID:zeMorko+a.net
>>49
そのアカウント>>45のものやろ

51 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:50:57.11 ID:na5A5Jjo0.net
>>44
お前が書いたんちゃうって言われたから事実を返しただけやで
う〜ん事実書いたら誇ってると思われるのは辛いンゴね…

52 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:51:22.54 ID:na5A5Jjo0.net
>>45
ワイの偽物が出るとはワイも有名になったんやね

53 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:51:50.33 ID:Tv7SehwC0.net
20ゴールドのを無理やり80万ゴールド出して買わせようってどういう考えで書いたの？

54 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:52:09.41 ID:na5A5Jjo0.net
>>50
今「na5A5Jjo0やで」ってツイートしたで

55 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:53:15.01 ID:na5A5Jjo0.net
>>53
奴隷商人がゴタゴタ煩かったからやで
勝手に持ってったら盗んだって言われかねんけど、有り金全部置いたんやから文句ないやろって流れや
激情的に動いてたのは間違いないやね

56 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:53:15.45 ID:zeMorko+a.net
>>54
してないやん

57 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:53:42.02 ID:na5A5Jjo0.net
>>56
本当にわざわざ見に行ってて草

58 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:53:44.54 ID:JyjW8to6d.net
>>54
こいつ嘘ばっかつくな🤥
虚言癖持ちか？

59 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:54:08.92 ID:na5A5Jjo0.net
―試練の洞窟・再奥地―
翡翠竜「ガアアアアア！」

ｷﾝｷﾝｷｨﾝ！

俺（さすがにＡ級モンスター、強すぎる……）

俺（だが、翡翠竜の角は、一本で三十万ゴールドになる。手っ取り早く集めるには、これしかない！）

俺「らああっ！」ﾌﾞｩﾝ

翡翠竜「ギッ」

俺「力を貸してくれ、【聖剣】！」

俺「俺はどうしようもないクズだったけど……初めて誰かを守りたいと、そう思えたんだ！」ｻﾞｸｯ

翡翠竜「ギャアアアアアアアッ！」

俺「……やった、のか？」ﾊｧﾊｧ

60 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:54:25.16 ID:na5A5Jjo0.net
―当日―
俺「ごめん、ごめん……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

女の子「……」

俺「百万ゴールドあれば、助けてあげられるはずだったのに……！」

俺「市場で足元を見られて、半分しか溜められなかった……！」

女の子「……」

俺「いつもさ、そうなんだ。前の世界でも、勉強とか必死に頑張っても、過去問もらってる奴らには敵わないし……部活だって、恋愛だって、何一つ上手く生きやしなかったんだ」

俺「この世界でもさぁ……！」

61 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:54:39.46 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「ありがとう……」ｷﾞｭｯ

俺「！」

女の子「俺さん、ありがとう……。私、あのまま生まれて来なければよかったって思いながら、死ぬところだった」

女の子「でも、俺さんのお陰で、私、すごく幸せだった」

俺「う、うう……」ｶﾞｸｯ

奴隷商人「キキ、旦那、邪魔するよ」

62 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:54:56.32 ID:na5A5Jjo0.net
俺「お、お前は、あのときの……」

奴隷商人「随分ヘンな奴があちこち奔走してるって、噂になっててね」

奴隷商人「そういやお釣りを忘れたマヌケな人がいたなって、思い出したのさ」ﾄﾞｻｯ

俺「！」

奴隷商人「七十五万ゴールドだ」

俺「な、なんで……！」

奴隷商人「ぼったくったって言われちゃ、看板に傷がつくのさ。アタシの店は、信用が売りなんでね」

俺「ど、奴隷商人さん！」ｼﾞﾜｱ

63 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:55:05.31 ID:zeMorko+a.net
>>57
存在しないアカウントを見に行く方法とは🤔

64 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:55:09.84 ID:na5A5Jjo0.net
俺「ありがとうございます！　これで、これで、この子を助けられます！」ﾊﾞｯ

奴隷商人「甘いね」

俺「えっ」

奴隷商人「お前の頼ろうとしてる奴は、腕は確かだが、タカリで有名な奴さ」

俺「……そ、そんな。でも、腕は確かなんですよね？」

奴隷商人「馬鹿言うんじゃない。それじゃ、旦那が報われないさ」

奴隷商人「契約に私が付き添ってやる。引き受けるって言質は取ってるし、逃げるには旦那は奇人で有名すぎる」

奴隷商人「あの強欲怠惰にきっちり働かせてやろうじゃないか」

俺「ほ、本当ですか！」

65 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:55:29.95 ID:na5A5Jjo0.net
俺「ありがとうございます、本当に」

奴隷商人「いいってことさ、惚れた弱みって奴だね」

俺「えっ……？」

奴隷商人「フフ、なんでもないよ」

女の子「…………」ｼﾞｰ


女侯爵の部下「クソ……あのガキ、【便所の穴】行きになった後の行方が追えない……！」
女侯爵の部下「このままじゃあ、私があの吸血侯爵に殺されてしまう」ｿﾞｵｯ

俺（なんだ今の人、凄い怖い顔してたが……）

66 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:56:03.71 ID:PGJvgk3np.net
すごい連投してるけどコピペ？

67 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:56:28.02 ID:na5A5Jjo0.net
―宿屋二階―
俺「こ、この子を診てほしいんだ。約束の百万ゴールドもある……」

デブ「ほほう、やるじゃないか、チミ」ﾆﾏｧ

デブ（罠にかかりやがって……ケツの毛まで毟って、自殺するまで搾り取ってやる）ﾆﾁｬｱ

奴隷商人「アンタの注文通り、魔縛りの契約書を用意しておいてやったよ」 ﾊﾞﾝｯ

デブ「な……最大、二百万ゴールド！？」

デブ「ち、違う、一日ごとに五十万ゴールドだ！」

68 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:56:31.86 ID:hm0CH10v0.net
さっき途中で落ちてたな

69 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:56:54.04 ID:na5A5Jjo0.net
>>63
道楽時計や
それがワイの名前やで

70 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:57:33.00 ID:zeMorko+a.net
>>69
貼れよそのアカウントをよお

71 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 07:59:44.94 ID:na5A5Jjo0.net
>>70
それ打ち込む手間でグーグル検索できるで

72 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:00:02.60 ID:na5A5Jjo0.net
奴隷商人「アンタの腕を見込んでも、妥当な値段だと思うがね」ﾊｧ

デブ「な、何日拘束されるかわからないんだぞ！　この私の時間を取るということの意味の重さがわかっておらんな！」

俺「……う」

奴隷商人「高名な白魔導士様が、随分と汚い商売やってるもんだね。洗えば他にもボロが出るんじゃないのかい？」ｷﾞﾛｯ

デブ「ぐ……き、貴様！」

奴隷商人「受けてもらえるね」

デブ「……こ、このアマ……」

73 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:00:02.99 ID:59qLFe+B0.net
用事で出かけるから誰かまとめといて

74 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:00:29.39 ID:na5A5Jjo0.net
デブ「わ、わかった、引き受けよう……」ｶﾞｸｯ

女の子「お、俺さ……」ﾊﾟｧｯ

俺「や、やった！　やったあ！」ﾌﾞﾜｧ

奴隷商人「アンタもいい歳だろうに、そう人前で外聞なく泣きなさんな」

俺「だ、だって、俺もう、本当に駄目かと思ってて……！　ぐすっ！　お、お願いします！　この子をお願いします！」ﾊﾞｯ

デブ「……フン、魔縛りの契約を結んだんだ。手は抜かんよ」

75 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:00:57.72 ID:na5A5Jjo0.net
―一週間後―
女の子「俺さん……」ﾋｮｺｯ

俺（顔色、よくなってる……）

◆◆
種族：ヒューマン
年齢：15
性格：健気、気弱
病気：なし
経験：2031人
特筆：将来の夢は俺さんのお嫁さん
◆◆

俺「よ、よかった……病気がなくなってる」ﾍﾀｯ

俺「う、うう〜」ﾍﾀｯ

女の子「お、俺さん！？　泣かないで！」ｵﾛｵﾛ

俺「だ、だって……！」


デブ「…………」

76 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:01:21.71 ID:na5A5Jjo0.net
俺「本当に、ありがとうございました。貴方がいなければ、あの子はどうなっていたか」

デブ「……まさか、本当に何の縁の所縁もない奴隷だったとはな」

俺「…………」

デブ（こんな人間が、まだこの国にいたとはな。それに引き換え、私は……）

デブ「一目惚れか、苦労する性分だな。ああ、安仕事を負っちまった。どこぞで幸せにでもなんでもなるがいい」ﾌﾝｯ

俺「……」

俺「そういうのとは、少し違うんです」

デブ「なに？」

77 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:01:54.68 ID:na5A5Jjo0.net
俺「確かに最初は、適当に女を買いたくて奴隷市場をうろついてたんです」

俺「俺は本当にロクデナシで、何も考えてなくて、たまたま力を手にしても誰にも必要とされない奴で……」

デブ「…………」

俺「でもあの時、この子を純粋に、一人の人間として助けてあげたいって、思えたんです」

俺「こんなに人のために頑張ったのは、正直これが初めてです。救われたのは、俺の方だったかもしれません」

デブ「……そうか」

デブ「これからどうするんだ？　やはり、あの子と結婚するつもり……」

俺「いやいや、まさか」

デブ「む？」

78 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:02:11.93 ID:na5A5Jjo0.net
デブ「それはどういう……」

俺「……俺はもうおっさんですからね。娘くらいの歳の女の子に、恩を被せて結婚迫る様な真似はできませんよ」

デブ「し、しかし、あの子も慕って……」

俺「今は、そうでしょう」

俺「でもあの子も、目を開けてゆっくり周囲を見たら、もっと適した相手が見つかると思いますよ」

デブ「…………そんなものか」

デブ「お前、いい奴だな」

俺「……正直、色んな事は考えます。でも、今は、自分を卑下せずに真っ直ぐ生きてみたいって思えたんだ」

79 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:02:35.59 ID:na5A5Jjo0.net
俺「こういうふうに、街を歩いたことはなかったな」

女の子「はい！　あれもこれも、全部俺さんのお陰です！」

俺「……別に、そこまで気負わなくてもいいんだぞ」

槍使い「あ、お前は以前の」

俺「その節は助かったよ。おかげでこの子を助けることができた」

女の子「この方は……？」

俺「あの大柄の白魔導士を勧めてくれた人だ」

女の子「あ、ありがとうございました！」ﾍﾟｺｯ

槍使い（か、可愛い……）ﾄﾞｷｯ

俺（…………）

80 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:02:54.60 ID:IoYIAKm5p.net
>>72
これなんでこんな簡単に折れたの？
別に折れるほど何か弱み握られてるわけでもなさそうだけど

81 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:03:19.14 ID:na5A5Jjo0.net
女侯爵の部下「……フ、フフ、ようやく見つけたぞ……」

女侯爵の部下「これで私の首も繋がる」

女侯爵の部下「しかし……まさか、【聖剣】持ちの護衛付きとはな」ﾁｯ

女侯爵の部下「使える部下を集めて、折を見て囲んでしまうか」

女侯爵の部下「……女侯爵様の領地から外れては、下手に兵やら暗殺やらは使えなくなる」

女侯爵の部下「気取られる前に、【聖剣】持ちを殺し、あの女を女侯爵様に引き渡さねば！」

82 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:03:31.84 ID:gWoXV5EY0.net
つまんな

83 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:05:06.74 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「…………」

俺「どうした？　浮かない顔をして」

女の子「実は、あの方からその、また二人で食事を取らないかと誘われてしまいまして……」

俺「槍使いの奴か。いいじゃないか、ハンサムだし、根がいい奴なのは保証する。年齢だってお前と近い」

俺「そこらの冒険者みたいに荒くれ者じゃなく、教養がある。文字の読み書きだってできる」

女の子「でも……」

84 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:05:22.37 ID:na5A5Jjo0.net
俺「それに、実は遠方の貴族の長男だというじゃないか」

俺「今は家との連絡は断って冒険者として生きているようだが、いずれ元の鞘に戻るかもしれない」

女の子「わ、私は、俺さんが……」

俺「食事くらい一緒に行ってやれ。それとも、槍使いは嫌いか？」

女の子「そうじゃ、ないけれど……」

85 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:05:40.58 ID:na5A5Jjo0.net
俺「最近はどうだ？」

槍使い「あ、ああ、実はその、贈り物をしたいんだが……好きなものか何か、わからないだろうか？」

俺「そういえば、装飾品屋をよく羨ましそうに見ているな……」

俺「あいつは緑色が好きなんだ。上手く見繕ってやれ」

槍使い「か、感謝する、お義父さん！」ﾊﾞｯ

俺「誰がお義父さんだ誰が！」

86 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:05:43.20 ID:LXjnfHz6p.net
このガイジのタチの悪い所は肝心の内容がクソつまらんこと

87 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:05:57.02 ID:na5A5Jjo0.net
槍使い「で、でも、いいんですか？　その……」

俺「別に俺が止める理由はないだろう。父親でさえないんだからな」ﾊｱ

俺「……ただ、お前があいつを傷つけることがあったら、絶対に許さないからな。手を出すつもりなら、責任はきっちり取ってもらう」ｼﾞｬｷ

槍使い「わ、わかっている！」

俺「欲を言えば、冒険者なんていつ死ぬかわからない仕事はやめて、貴族に戻ってほしいんだがな」

槍使い「…………」

88 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:06:24.63 ID:eJc0bRN70.net
>>86
読んでて草

89 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:06:26.37 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「か、かわいい……ですか？」

俺「ああ、よく似合ってるよ」

女の子「えへへへ……」

俺「槍使いからもらったのか？」

女の子「はい！」

女の子「それから、実は……その……」

俺「…………」

俺「プロポーズでもされたか？」

女の子「っ！！」

俺（あいつもせっかちな奴だな）ﾆﾏｯ

90 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:06:50.16 ID:na5A5Jjo0.net
俺（幸せ……だな）

俺（まさか、俺がこんな気持ちに浸れる時が来るなんて、思ってもみなかった）ｸｽｯ

俺「……！」ﾋﾟｸｯ

女の子「俺さん？」

俺「……お前、今日は槍使いの奴に泊めてもらえ」

女の子「え？　そ、そんな……」ｶｱｯ

俺「いいか？　これは冗談なんかじゃない、真っ直ぐ表通りまで行って振り返るな」

91 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:07:08.30 ID:na5A5Jjo0.net
女の子「お、俺さん……？　は、はい！」ﾀﾞｯ

俺「……出て来いよ」

女侯爵の部下「おや、よく気が付きましたねぇ。私達に気付いていて逃げないなんて、大したものですよ」ﾊﾞｯ

俺「達……？」

兵Ａ「俺達には気づいてなかったのか」ｸｸ
兵Ｂ「残念だったなぁ、おっさん。これも仕事だから、恨まないでくれよ」ﾆﾔﾆﾔ

俺（……十人！）

92 ：風吹けば名無し：2023/03/12(日) 08:07:34.82 ID:na5A5Jjo0.net
女侯爵の部下「いかに【聖剣】持ちとは言え、精鋭兵十人を相手にはできないでしょう」ｸｸ

俺（武器も防具も、整ってる。手入れもされてる）

俺（……冒険者やゴロツキじゃない、貴族の兵だ！）ﾂｰ

俺「お前ら、何が狙いだ！」

女侯爵の部下「貴方がいけないんですよ。余計なガキに色欲を出すから、厄介ごとに巻き込まれるのです」ﾆｲ

俺「余計な、ガキ……？」

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