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【朗報】イモムシの角の役割が判明、天敵のハチから身を守るためだった

1 :風吹けば名無し:2022/03/06(日) 10:52:32.74 ID:M0xtLZSf0.net
チョウの幼虫 頭の突起で天敵のハチから身を守る 巧みな進化か

チョウの仲間の「ゴマダラチョウ」の幼虫は、角のような突起を使って、
天敵のハチから身を守っていることが分かったと、
近畿大学などのグループが公表し、
生物の巧みな進化の結果が分かる事例だとしています。

チョウの幼虫は、種類によってさまざまな色や形態があり、
日本に広く分布する「ゴマダラチョウ」の幼虫は
頭に角のような硬い突起が2本ありますが、何のためにあるのかよく分かっていませんでした。

近畿大学の香取郁夫准教授などの研究グループは、屋外でゴマダラチョウの幼虫を観察したところ、
主な天敵はハチの仲間の「アシナガバチ」で、
捕食するために背後から覆いかぶさるようにして、
首に相当する幼虫の頭の後ろ側の急所にかみつき、攻撃をしていたということです。

そこで、この幼虫と天敵のアシナガバチを同じ空間に入れて実験したところ、
幼虫は角のような突起でハチの攻撃を防ぎ、
80%がハチを追い払うことができたということです。

また、突起を切除すると、
幼虫は防ぐことができずにハチにかみつかれ、
7%余りしか生き残ることができなかったとしています。

ところが、切除した突起を接着剤で戻すと、
65%余りがハチを追い払ったということで、
幼虫は突起で天敵から身を守っていることが分かったとしています。

香取准教授は「頭の突起は単純な構造なのに効果が高く、
生物の巧みな進化の結果が分かる例だ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220306/k10013514841000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20220306/K10013514841_2203042011_2203060424_01_03.jpg

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