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経産官僚「ロシアのウクライナ侵攻の理由は明白であるNATOの東方拡大

1 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:22:16.59 ID:QsPjc+NU0.net
 なぜロシアはウクライナに侵攻したのか。なぜ米国をはじめとする西側諸国は、それを阻止できなかったのか。どうすれば阻止できたのか。

 さまざまな解説がなされているが、侵攻の理由は明白である。

 ロシアがウクライナに侵攻したのは、1997年から続くNATO(北大西洋条約機構)の東方拡大、とりわけウクライナの加盟を阻止するためだ。ロシアにしてみれば、歴史的・文化的にも関係の深い隣国ウクライナのNATO加盟は、自国の安全保障に対する直接的な脅威であり、喉元に匕首を突きつけられるに等しい。

2 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:22:32.83 ID:QsPjc+NU0.net
 だから、ロシアは、ウクライナのNATO非加盟を何度も要求してきたのだし、実際、2014年にはクリミア奪取の挙にも出た。米国は戦争を回避したければ、少なくともウクライナのNATO非加盟を約束し、ウクライナをロシアとの間の地政学的な緩衝地帯とすべきであった。しかし、米国がそうしなかったのだから、ロシアがウクライナへの侵攻を決断したのも、当然だ。

 ならば、米国に、そこまでしてNATOの東方拡大を達成したいという強い意志と戦略があったのかといえば、そんなものは、まったくなかった。

 ロシアとの緊張が高まる中で、バイデン政権は、軍事対決の選択肢を早々に排除した。これを弱腰と批判する声が米国内にはあるようだが、核大国であるロシアとの戦争のリスクなど冒せるはずがないだろう。

 核抑止力などと言うが、核兵器の存在が戦争を抑止するとは限らない。核保有国同士の紛争は、実際には、核兵器の使用の本気度を試す”チキンレース”になる。

 ウクライナのNATO加盟は、米国自身の安全保障に直接関係するものではないが、ロシアにとっては、自国の安全保障上の深刻な脅威である。そう考えると、チキンレースの勝者は、おのずと明らかであろう。

3 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:22:50.42 ID:QsPjc+NU0.net
 これは、1962年のキューバ危機と同じ構図である。当時は、自国の安全保障を直接的に脅かされようとしていた米国が、チキンレースに勝利したのである。

 軍事介入をするつもりがなかった米国は、経済制裁によって、ウクライナ侵攻を阻止できるとでも考えていたのだろうか。

 しかし、ロシアにとって、ウクライナのNATO加盟阻止は、安全保障上の核心的利益である。国家にとって、自国の安全保障は最重要課題であり、経済的利益よりもはるかに優先度が高いのだ。

 しかも、経済制裁の効果は相互破壊的、すなわちロシアだけでなく西側諸国にも打撃を与える。ロシアは、安全保障上の核心的利益を守るために相当の経済的損失に耐える用意がある。しかし、西側諸国がウクライナを守るために耐えられる経済損失は、ロシアほどは大きくない。

 要するに、米国には、そもそも、ウクライナをNATOに加盟させたいという強い意志と戦略があったわけではないということだ。

4 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:24:01.26 ID:QsPjc+NU0.net
 すでに、ロシアのウクライナ侵攻を見て、中国による台湾あるいは尖閣諸島への侵攻もあり得るのではないかと不安視する声が出てきているようだが、当然である。

● 「尖閣」は自国の力で守らなければならない

 われわれは、ウクライナ侵攻で何が起きているのかをよく見て、それを東アジア情勢に置き換えて考えるべきだろう。

 第一に、核保有国同士の紛争は、チキンレースになり、安全保障上の核心的利益を守ろうとする国の方が、その勝者となる。

 中国にとって、台湾は、中国の安全保障上の核心的利益である。他方、米国にとっても、台湾は戦略的に非常に重要であり、ウクライナよりも積極的に軍事的な対抗措置を講ずるだろう。

 しかし、台湾が中国に占拠されても、米国本国の安全保障が直接的に脅かされるわけではない。米国が、核を保有する中国との戦争のリスクを冒してでも台湾を防衛するとも思えない。そう考えると、このチキンレースでも、最終的に先に降りるのは、米国であろう。

5 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:24:18.55 ID:QsPjc+NU0.net
 他方、尖閣諸島については、中国にとって、台湾ほど重要ではない。しかし、米国にとっても、尖閣諸島の重要度は台湾よりはるかに低いので、米中戦争のリスクを冒してでも守る理由はもっとない。米国とその同盟諸国が、尖閣諸島を守るためにしてくれることは、せいぜい経済制裁であろう。

 日本は、今のウクライナ同様、領土を自らの手で守らなければならないだろう。

 第二に、中国が台湾や尖閣諸島への侵攻を決断したら、経済制裁によってこれを抑止することはできない。

 もちろん、経済制裁ともなれば、中国経済は大打撃を受けるだろう。しかし、経済制裁は相互破壊的であり、米国とその同盟国もまた、大きな損失を被る。そして、台湾併合を政治的な最優先目標とする中国の方が、より大きな経済損失に耐えられるのだ。

 さらに、尖閣有事について言えば、米国とその同盟諸国はもっと損失を恐れて、手ぬるい経済制裁しかしないだろう。ウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁ですら、侵攻を止めるには不十分な程度のものだったのである。

 このように、ウクライナの現状は、米国のパワーに依存することも、経済制裁など非軍事的な措置に期待することも無駄だということを教えている。ウクライナ国民は、自ら武器をとって、自力で強大なロシアに抵抗している。

6 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:24:30.47 ID:gPqny4K20.net
米「がんばれー」

7 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:24:44.68 ID:QsPjc+NU0.net
 ならば、わが国は、自国の防衛力を大幅に強化する以外にない。そう考えないとしたら、深刻な平和ボケと言うほかない。

 ところが、わが国の防衛力の強化に対しては、厳しい経済制裁がすでに課せられていて、できないことをご存じだろうか?

 いったい、どんな経済制裁を、誰が課しているのか。

 財政規律という経済制裁を、日本政府自身が課しているのである。

 プライマリー・バランス(基礎的財政収支)黒字化目標などという財政規律がある限り、防衛費を大幅に増やすことはできないし、国力も衰弱するばかりだ。

 しかも、日本の財政破綻はあり得ず、財政規律など不要なのだから、この愚劣さときたら、平和ボケどころではない。

8 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:24:53.32 ID:5Gp+loww0.net
なげーよボケ

9 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:26:13.61 ID:DN/XHovz0.net
前半はわかるけど後半怪しくなってきて草

10 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:26:25.05 ID:WhxRJIZo0.net
めっちゃチンポおっ立てて書いてそう

11 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:26:44.15 ID:SuRb8Kew0.net
懲戒解雇もんやろ

12 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:27:18.12 ID:gPqny4K20.net
なんか変な方向にベクトルかかってきて草

13 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:28:00.45 ID:3nxIUR7t0.net
すまん



同盟って各国の自由ちゃうけ

14 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:28:11.83 ID:ZvY3IiLg0.net
侵攻前にNATO加盟承認せんよと言うてたやん

15 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:29:48.45 ID:wjXE90AY0.net
ロシア「じゃあワイも東方拡大や」

16 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:31:31.32 ID:QsPjc+NU0.net
剛志は、日本の通産・経産官僚、評論家、思想家。学位はPh.D.。経済産業省商務情報政策局消費・流通政策課長、同局大規模小売店舗立地法相談室長、同局物流企画室長。筆名に東田 剛がある。神奈川県出身。-

17 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:31:43.32 ID:soDB49gUd.net
>>7
最後がひでえな
結局それかよ

18 :風吹けば名無し:2022/03/04(金) 10:31:55.72 ID:iQ/p1YUQM.net
バイデンの作る外圧が強まってたけど、早い話でプーチンはもう民主主義にすり寄る必要性を感じなくなったのは実際の所だねw

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