ディズニー社、ロシア国内での上映中止を決断

風吹けば名無し

　米ウォルト・ディズニー・カンパニーは日本時間の１日午前１０時、公式ツイッターを更新。ウクライナの危機を受けて、ロシアでの劇場映画の上映の中止を発表した。

【写真】ロシアでの上映中止を発表したディズニー公式ツイッター

　ツイッターには「ウクライナの危機に対する対応についてのウォルト・ディズニー・カンパニーの声明です」と投稿。声明文の画像を添えた。

　画像によると「ウクライナの痛ましい人道主義的な危機を考慮して、ピクサーとの次回作『私ときどきレッサーパンダ』を含む、ロシアでの劇場映画の公開を一時中止します」と上映中止を宣言。

　また「今後の事業の判断は、状況変化に応じてします」とし、さらに「その間、さらなる難民危機の規模を踏まえ、ＮＧＯパートナーと協力して、難民に緊急援助やその他の人道支援をします」という意思も示した。

　米ニューヨーク・タイムズによると、このウクライナの危機に関して、中断を検討したハリウッド企業はウォルト・ディズニー・カンパニーが初めて。「私ときどきレッサーパンダ」は１０日にロシアで上映される予定だった。

　また「ザ・バットマン」の公開を推し進めるとしていたワーナー・ブラザーズはこのディズニーの発表直後に、一時停止を宣言したという。ロバート・パティンソン主演の「ザ・バットマン」は、木曜日にロシアで公開予定だった。当初、ワーナー側は公開を固持していたが、一時上映中断を発表したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6770872d6a4cd625a38e13e33a394c0b36807a5e