【悲報】「美女が避難してくる」心ない投稿も…ウクライナで悪化する対中感情

風吹けば名無し

「美女が避難してくる」心ない投稿も…ウクライナで悪化する対中感情
https://news.yahoo.co.jp/articles/866ac32cfb91d9a30f167ef814b164ec5013601e

ロシアの侵攻により緊迫が続くウクライナで対中感情が悪化している。中国はロシアとウクライナの双方と友好関係にあったが、中国政府がロシア寄りの姿勢を示す中でウクライナ在住の中国人が暴言を浴びせられたり、銃撃されたりする事態も発生。侵攻直後は「車に中国国旗を貼って安全確保を」と呼び掛けていた現地の中国大使館は一転して、むやみに身元を明かさないよう注意を促している。

　中国政府は北大西洋条約機構（NATO）の東方拡大に反対するロシアに寄り添う姿勢を見せる一方、ウクライナ侵攻を巡っては明確な態度表明を避けている。ただ、中国メディアによると、ウクライナでは複数のメディアが「中国がロシアの侵攻を支持した」と報道。中国の会員制交流サイト（SNS）に「戦争が長引けばウクライナの美女が中国に避難してくる」などと心ない投稿があったことも現地で報じられ、反中感情が高まっているという。

　中国人留学生が大学構内で銃撃されたり、市民に後を付けられて脅されたりしたとの情報もある。

　在ウクライナ中国大使館はSNSなどを通じ「国内の中国人が暴言や銃撃などの危険にさらされている」として軍事施設や軍関係者、銃を所持する人に近づかないことや、ウクライナ市民との口論を避けること、交戦の様子を撮影しないことなどを現地在住の中国人に要請。さらに「不必要に身元を明かしたり、身元が分かるマークを示したりしないように」と注意を促している。

　範先栄駐ウクライナ中国大使は27日、「ウクライナに対する中国の政策は常に友好的だった。私たちはウクライナの独立と主権と領土保全を尊重し、ウクライナが平和と安定を維持し、政治交渉を通じて現在の危機が解決することを望む」との声明を発表し、反中感情の沈静化を図っている。