【悲報】とり鉄、また迷惑をかける

風吹けば名無し

野岩鉄道の車両部品盗難　福島・会津高原尾瀬口駅で内部から取り外し
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　野岩鉄道（栃木県日光市）は3日、南会津町の会津高原尾瀬口駅ホームに停車していた車両から、行き先を示す「方向幕」などの部品が盗まれたと発表した。南会津署が窃盗事件として調べている。

　同社によると、盗まれた部品は方向幕のほか、快速、普通などを示す「列車種別表示器」と、終点の駅名を表示する「行先表示器」。表示器は車両の前面、側面、内部にあったが、いずれも施錠していた車内に侵入しなければ取り外しできないものだという。1日朝、点検中の運転士が被害に気付いた。他の電車を走らせて対応し、ダイヤに乱れはなかった。

　被害に遭った車両は「6050型」と呼ばれ、1985（昭和60）年に登場した。今も使用している鉄道会社は少なく、希少価値が出ている部品もあるという。同社は「盗難被害品は列車の安全運行に欠かせないもので、営業運転を妨害する行為」と指摘。再発防止に向け、駅構内巡回の強化や防犯カメラ設置などの対策を講じるとしている。