【朗報】ソフトバンク、メジャー１０９発の大砲・ガルビス獲り

風吹けば名無し

ソフトバンクが新外国人の最有力候補として、フィリーズのフレディ・ガルビス内野手（３２）をリストアップしていることが１日、分かった。両打ちで、主に遊撃を守り、メジャー通算１１０２試合で１０９本塁打をマーク。今季も１０４試合に出場したバリバリのメジャーリーガーだ。

　１７年から２年連続で全１６２試合に出場。内野の全ポジションだけでなく、外野も経験しているユーティリティー選手だが、１６～１８年は遊撃手の最高守備率をマークした。１６年に２０本塁打、１９年に２３本塁打。１４年のオープン戦では、ヤンキース１年目だった田中将大（現楽天）にとって初被弾となる一発を浴びせて注目された。

　今季は８年ぶりＢクラスの４位に沈んだソフトバンク。正遊撃手の今宮が故障がちで１８年から４年連続で規定打席に届かなかった。球団は、打線強化に加え、野手全体の活性化にもつながる補強を狙っている。獲得に成功すれば、ガルビスは攻守の要になり得る大物助っ人。来季残留が濃厚なグラシアルとデスパイネにも、外国人枠争いを含めた刺激になるはずだ。投手では中継ぎエースのモイネロと３年契約で基本合意。打つべき手を打ち、２年ぶりのＶ奪回へ挑む。

　◆フレディ・ガルビス（Ｆｒｅｄｄｙ　Ｇａｌｖｉｓ）１９８９年１１月１４日、ベネズエラ生まれ。３２歳。０６年にフィリーズに入団し、１２年にメジャー昇格。パドレスなどを経て、今年７月にフィリーズに復帰。メジャー通算１１０２試合で９６６安打、１０９本塁打、４２６打点、５７盗塁、打率２割４分６厘。１７８センチ、８６キロ。右投両打。