【悲報】岡山の県北で賽銭泥棒

風吹けば名無し

　岡山県高梁市にある神社に賽銭泥棒が現れた。犯行の一部始終を境内のカメラが捉えていた。

「気持ち悪いですよね。お供えされたものを盗ろうとするというかね、こういう世知辛いご時世ですからなんとも言えないところではあるんですけど」。そう話すのは、被害にあった神社の宮司だ。

　11月19日午後8時ごろ、静まり返った神社の境内を照らす光。光の正体は車のヘッドライトだ。ライトを付けたまま車から降りてきた男性は、人気のない境内を奥へと歩いていく。向かった先にあったのは賽銭箱。男性は懐中電灯を手に賽銭箱の周りを物色していく。しかし、賽銭箱の中を覗き込むと、諦めたようにその場から立ち去っていった。実はこの日、すでに賽銭を回収していて、中にはほとんどお金が入っていなかったという。

　被害にあった神社はその日のうちに警察に通報し、賽銭箱を確認したところ中には15円が残っていたそうだ。