なんで日本は情報社会への移行が遅れてしまったのか説明する

風吹けば名無し

社会は
農村社会→産業社会→情報社会
と移行してきた

しかし、日本は情報社会へ移行する時に大きくに出遅れてしまった。これは「後ろ楯」という考えで説明できる。

情報社会での基礎的な人材は「優秀な個人」であるが、農村共同体にも労働組合にも核家族にも所属していない個人に対して、守ってくれる「後ろ楯」が日本社会では存在しない。

「優秀な個人」は安全保障上の危機にさらされているため、十分に能力を発揮することができず、リスクを犯して成長することができなかった。これが日本が遅れた原因だ。

解消するためには、「優秀な個人」が安心して働くための社会制度、福祉制度が必要になる。「優秀な個人」がたとえ無能であってもリスクヘッジとなるシステムが求められるわけだ。これはかつて、産業社会が児童労働の禁止や、性的退廃の取り締まりなどによって産業社会の基盤足る家族を守った変革に似たものになる。