ベーブ・ルースの野球カード、史上最高額６億５千万円

風吹けば名無し

二刀流選手としても活躍し、メジャー通算７１４本塁打の記録をもつ「野球の神さま」ベーブ・ルースの野球カードがスポーツトレーディングカード史上最高額となる約６００万ドル（約６億５０００万円）で売買された、と２日（日本時間３日）、米ＣＮＢＣが伝えた。

　売買されたのは、ルースが１９１４年にレッドソックスでメジャーデビューする前に所属したオリオールズのマイナー時代のカードでポジションは投手となっている。

　ＣＮＢＣによると、ルースは１９１４年にマイナー２Ａで３５試合に登板し、２２勝９敗をマーク。現存するカードは１０枚で１３年に売買された時の金額は４５万３００ドル（約５０００万円）だったという。その価値は８年で約１５倍、６億円上昇したことになる。

　ルースは１４年から１９年までプレーしたレッドソックスでは投打の二刀流選手として、ヤンキースへトレード移籍した２０年以降は強打者として活躍し、前者では３回、後者では４回のワールドチャンピオンに貢献した。通算成績は投手として９４勝４６敗４セーブ、防御率２・２８を残し、打者では打率・３４２、出塁率・４７４、７１４本塁打、２２１４打点、１２３盗塁をマーク。首位打者１回、本塁打王１２回、打点王５回、ＭＶＰ１回。

　これまでの史上最高額はヤンキースの名選手ミッキー・マントルの１９５２年のカードとＮＢＡレイカーズのレブロン・ジェームズのルーキーカードの５２０万ドル（約５億７０００万円）だった。