小倉美咲ちゃんの母親「誹謗中傷はTwitterはもちろん、5chの書き込みも訴える」

風吹けば名無し

山梨県道志村のキャンプ場で２０１９年９月、行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さん（８つ）の母とも子さん（３８）が２０日、東京都内で記者会見し、ツイッターの投稿者情報の開示を求めて提訴した経緯を説明した。
自身や美咲さんへの中傷に「言葉の刃で心が傷ついた。頑張っている美咲が帰ってきたらどれだけ傷つくかと思い、声を上げた」と語った。

　とも子さんは３月、「母親が犯人」などと書き込んだ九つのユーザーＩＤの投稿計１４件について、米ツイッター社に対する開示請求訴訟を東京地裁に起こした。
掲示板「５ちゃんねる」などにも同様の中傷する内容があり、発信者の特定を進め、損害賠償を求める訴訟を順次起こす予定としている。

　会員制交流サイト（ＳＮＳ）に経営する店の写真を勝手に掲載され「こんな時にもお金がほしいんですね」と書き込まれたほか、自宅を写され、長女（１１）が見知らぬ人に声を掛けられたという。

　ＳＮＳを通じ、励ましのメッセージが届き、美咲さんの情報が集まることもあり「今後も情報発信を続けたい」と話したとも子さん。中傷について「言葉を掛ける人は数秒、数十秒でも、受ける側は何年も傷を負うことになる。そのことを考えてほしい」と語った。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/99360