巨人小笠原、畜権神授説を唱え死亡

風吹けば名無し

巨人小笠原はイングランド王家が唱えた王権神授説を独自解釈し、この男を表す『畜生』は、ナベツネ神が俺にのみ賜った称号であり力であるとした。

334年前にカッス自身が執筆した自伝である「畜生(ちくせい)」によると、カッスは人の手に触れるだけで相手の表情を歪ませられるという。
そして、これこそがナベツネから賜った力そのものであると主張する。
ぐう地区のある老人は顔が麻痺していたが、このカッスの"洗礼"を受けると、たちまち苦虫を噛み潰したような表情を浮かべたため殺害した、と、カッスは自伝にて綴っている。

カッスのこの能力を医療に活用できないか、という声もあったが、カッス自身が「人助けなんてしたくない」と協力を渋ったため、
自伝を発禁としやむなくカッスを処刑した。