【悲報】山王工業に勝利した湘北高校、まさかの3回戦敗退

風吹けば名無し

　広島県で開催されている全国高校総体男子バスケットボール大会は3回戦が行われ、大会3連覇中の山王工業(秋田 AAランク)に勝利した湘北高校(神奈川 Cランク)は、愛和学院(愛和 Aランク)と対戦し、127-60の大差で無念の3回戦敗退となった。
　初出場の無名公立高校の快進撃は3回戦で夢と消えた。
試合は序盤から高校全日本選抜に選ばれている愛和学院主将のエースSG諸星(3年)の3Pが鮮やかに決まり、続けてSF岡崎(3年)、PF豊橋(3年)、C荻野(3年)も着実に得点を重ね、終始試合をコントロールした。湘北は主将C赤木(3年)が197cmの高さを活かし20得点をマークしたが、山王工業戦で活躍したSG三井(3年)、SF流川(1年)が試合中盤からスタミナ切れを露呈しプレイに精彩を欠き、諸星の3Pとドライブを止めることが出来なかった。また、PF桜木(1年)が怪我で欠場したことによりリバウンドが取れず大苦戦。代わったSF木暮(3年)、PF角田(2年)が愛和学院のインサイドを止められなかった。
愛和学院の諸星は7本の3Pシュート成功、4本のダンクを含む両チーム最多の46得点を挙げ、荻野は29得点で12リバウンド、5ブロック、岡崎も25得点の大活躍だった。
　湘北・安西監督(60)は「最高のプレイをした最高の選手達に敬意を表したい。これからも彼らの大いなる成長を見守っていきたい」と、一躍脚光を浴びた湘北高校バスケ部の将来を見据えた。
　準決勝は明日行われ、愛和学院は昨年度インターハイベスト8の強豪・浦安商業(千葉 Bランク)と対戦する。

その他注目校の3回戦結果
博多商大付属(福岡 Aランク)105-73桃倉工業(岡山 Bランク)
海南大付属(神奈川 Aランク)76-70金山商業(新潟 Bランク)
洛安(京都 Aランク) 69-56秋月(東京 Bランク)
浦安商業(千葉 Bランク)85-74梅沢(埼玉 Bランク)
笹岡(宮城 Aランク)92-85薬丸三商業(富山 Bランク)
大栄学園(大阪 Aランク)74-73堀(福井 Aランク)
名朋工業(愛和 Aランク)105-50土室東(高知 Bランク)