T.ウッズ、事故発生時の記憶失う

風吹けば名無し

23日に米カリフォルニア州ロサンゼルス（LA）郊外で単身の自動車横転事故を起こして両足に大けがを負った米男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ（45）が、事故発生時の記憶を失っていることが明らかになった。

入院中の病院で事情聴取を行ったLA郡保安官がCNNテレビに明かしたもので、事故そのものの記憶がないと語っている。

最初に現場に駆け付けた警察官も、地元メディアの取材に対し、ウッズは落ち着いていて問いかけに対して自身の名前を答えるなど意識はしっかりしていたと答えているが、

事故の衝撃で混乱して何が起きたのか分からず足の負傷についても認識していないようだったと語っていた。

事故原因は明らかになっていないが、LA郡保安局は薬物やアルコールによる影響はなかったとの見解を示し、刑事告発はしない見通しだとしている。

一方、捜査令状を取って病院にウッズの血液サンプルの提出を求める可能性や、事故時に携帯電話を使用していなかったか履歴を調べることもあり得ると地元メディアは伝えている。

当局は事故車に搭載されていた自動車版のブラックボックス、イベント・データ・レコーダーを回収し、事故原因の調査を進めているという。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa91ca97a8663f4766c0426bba45aed4e78a8b10