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syamu「沖縄旅行にしばたさんと行きたいわ」

1 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:55:56.43 ID:wxoVNuO10.net
へずまりゅう「ゆたぽん、遊びに行こうぜ」
ゆたぽん「ほんとかよへずま!!」
へずまとゆたぽんは、沖縄にある美ら海水族館に遊びに行った
ゆたぽん「うわー、でっかいサメだな」
へずま「ジンベエザメだってよ。すげえよなあこんなのが海の中にいるなんて」
二人は大きな水槽の前で、たくさんの魚を眺めていた。
ジンベエザメが目立つ水槽だが、あちこちにいる小さな魚も彼ら二人を歓迎してくれる。
ゆたぽん「あれなんだよ〜へずま〜」
へずまりゅう「あれはナポレオンフィッシュって言うんだよ。シバターさんに似てるなあ」
シバター「誰がコブダイだこの野郎!!」
ゆたぽん「あっ、シバターさんじゃないですか」
シバター「ったく...syamuとの旅行先でなんてお前らと会わなきゃ行けねえんだよ」
syamu「まあまあ、ええやないかしばたさん。ゆたぽん君、へずまさんおはようございますやで」

2 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:56:23.73 ID:wxoVNuO10.net
へずま「おはようございます。お二人さん」
それから彼らはサンゴ礁コーナーに行き、魚たちと触れ合った。
イルカショーも見に行った。
ゆたぽんははしゃぎ、syamuも色とりどりの魚に目を奪われていた。
へずまは写真を撮り、しバターはそんな彼らに呆れながらも誰よりもイルカショーで歓声を上げていた。
ゆたぽん「いや、良かったっすねえ水族館」
シバター「お前ら二人といると疲れるんだよなあ...」
syamu「ええやないかしばたさん」

へずま「それじゃあ今度は戦争慰霊碑行きますか」

沖縄平和公園の平和の礎に彼らは行った

syamu「ここに俺たちのご先祖の名前あるんやろうか...」

ゆたぽん「想像つきませんよね...何十年も前に戦争があったなんて...」
シバター「今は平和なんだろうなあ...ここにこうしていられるだけで...」
彼らは慰霊碑の前で手を合わせた。

3 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:57:01.28 ID:wxoVNuO10.net
彼らは海で泳いだり、森や林で遊んだりした。
大自然の中で彼らは自然と一体になっていたのだ。

4人は民宿に泊まることになった。
シバター「へずまと入浴なんて死んでも嫌だぜ」

へずま「へえ、ならそのまま沖縄プロレスリングに入ったらどうすか?まあすぐやられるけどね」
シバター「あんだとこのやろう!!」
ゆたぽん「へずまストップストップ!!」
syamu「しばたさん、急に怒ったら血圧に悪いで」
一悶着ありながらも温泉に浸かり1日の疲れを癒した。

syamu「この刺身、美味しいけど美味しいわ」
ゆたぽん「そうでしょ!!うまいでしょ!!」
シバター「このガキ、知ったような口を叩きやがってよお〜」
しバターは憎まれ口を叩きながらもゆたぽんの頭を優しく撫でた

4 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:57:36.04 ID:jB2PaW3s0.net
おもんないから建て直さんでええで

5 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:57:43.01 ID:wxoVNuO10.net
へずま「サーターアンダギー買ってきたんですけど、syamuどうすか?あっクソ雑魚レスラーさんにもひとつ」
シバター「てめえなあ」

その夜はちょっとした激しい枕投げになったが、そのことについては割愛しよう
そしてその夜、へずまは眠れずに民宿の近くにある海辺で黄昏ていた。
syamu「へずまさん眠れないんか?」
へずま「あっ、syamuさん....」
へずまの横にsyamuが座る

へずま「いや、何ね。ゆたぽんのことを考えると眠れなくなってね...」
syamu「ゆたぽん君が何かあったんか?」
へずま「いや、何ね...ゆたぽんだっていつまでもガキじゃない...俺のことを必要となくなるときがいつか...」

6 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:58:32.28 ID:wxoVNuO10.net
syamu「心配せんでもええやろ...」
へずま「えっ!?...」
syamu「ゆたぽん君にとって必要なのはへずまさんなんやからさ。やからそんなに卑屈にならんでもええやろ」へずま「あっ...そうっすよね...そうですよね...ゆたぽんがここにいる、それだけでいいんですよね...」
彼らは、ただ、そこで大きな月を眺めていた。
美しい月光を
シバター「ガマって行ってみたけど寒いじゃねえか!!」
ゆたぽん「幽霊が出るらしいですよ」
へずま「シバターさんをたたりにきた霊もいるかもしれませんね」
シバター「ざけんじゃねえよおい!!」
へずま「あっ、でかい声出すと余計に寄ってきますよ」
syamu「寒くないか?いや、寒いんか...どっちなんやろ

7 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 17:59:22.01 ID:wxoVNuO10.net
syamu「この海ぶどうとゴーヤチャンプル美味しすぎるわ...うん美味しい」
ゆたぽん「ゴーヤ苦手なんだよなあ....」
へずま「嫌いならいいぜ、チビのままでいいならな」
ゆたぽん「いいわけないだろ!!全部食ってやる」
シバター「今度からはゴーヤ獅子唐作るかなあ」

最後に彼らは公園で遊んだ。
syamuはアスレチックに登り、シバターは鉄棒に捕まり、へずまとゆたぽんは滑り台で遊んだ。
へずまが重すぎるあまり滑り台は壊れてしまったが。
ノエル「おい、岩間!!見ろよ!!ゆたぽんたちが沖縄旅行に行った写真が届いたぜ」
岩間「バロー!!ここは俺の家なんだよ!!この基地外が!!」
ノエル「うるせえなあ!!この糖質野郎が!!」
そんな風に喧嘩する側には、四人の嬉しそうな写真がコロリと落ちていた。
おしまい

8 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 18:00:25.25 ID:wxoVNuO10.net
老けたな自分、鏡に映る白髪混じりで干し葡萄の様なしわだらけの顔を見て思う。今の自分はとてもじゃないがカツカレーだの味噌キムチチャーハンだのをくえないだろう。それもそのはず、自分は85歳なのだから。

syamu「それじゃあ、私の一日はじまるぞ、それでは病院へ行ってみよう!ウォウフォーウフォウフォウフォウフォウフォウフォウフォーウ、ウォウ!」

彼は無駄に健康で病院に行く必要は無いのだが、そこには暇を持て余した年寄り仲間がいるので、彼らの為に良く遊びに行っているのだ。

syamu「ウィイイイイイッス!
どうも〜syamuで〜す
あっ、今日は、お楽しみ会当日ですけども、参加者は、長谷川君と田所さんしか来ませんでした…残念ながら…はい」

9 :風吹けば名無し:2021/02/21(日) 18:01:40.99 ID:wxoVNuO10.net
長谷川「おっ、俺はざっ、残念な奴じゃ、ない」長谷川は去年から病院に入院した。前立腺がんの治療の為である。

田所「この部屋の患者は俺と長谷川しかいないってはっきりワカンだね」田所は90代の年長者だ。もう歳の為に入退院を繰り返している。


今回の入院も老人ホームで発作を起こし、一時は昏睡状態に陥ったのだ。恐らく次の発作が起きれば命はないだろう。

syamu「二人とも暇そうやし本を持ってきたで」syamuは水泳選手の雑誌とAV大全集を彼らに手渡した。


長谷川「あっ、ありがとう、こっこれで色々捗るよ」
田所「イキスギィ、やっぱり海パン履いてる男の子は可愛いってはっきりわかんだね。」


syamu「二人とも、とりあえず落ち着け。まあいいんだけどさ、いいんだけど病院やし人様に迷惑かけちゃダメやろ。あっ、おほ〜」

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