メインヒロイン交代した超人気ラノベさん、交代した結果……

風吹けば名無し

メインヒロイン交代で話題となったライトノベル「ようこそ実力至上主義の教室へ」の人気の高まりが止まらない。
原作1巻の表紙に描かれた堀北鈴音がクラスでの存在感を増しつつも、主人公・綾小路清隆との関係がただのクラスメイトでしかないのに対して、1巻から登場しつつもしばらくはモブ扱いだった軽井沢恵がメインヒロインとして台頭し、綾小路と恋人として正式に付き合い始めるというヒロイン交代現象が起こった本作品。
アニメは原作改変して軽井沢の見せ場を堀北に変更するなどで大炎上し爆死。アニメ作品としては営業的に失敗したかに見えたが、アニメをきっかけに原作を読んではまる読者が続出。現在、原作はラノベ年間売上の上位に毎年入るほどの人気となっている。

また、新旧ヒロインの人気も明暗を分ける形となった。
新(真)ヒロイン軽井沢恵は「このライトノベルがすごい」の女性キャラランキングで2年連続1位を獲得し、「とある魔術の禁書目録」御坂美琴以外で初となる連覇を達成した。また、男性キャラランキングでも綾小路清隆が2年連続1位となり、ランキング史上初となる同作品男女の連覇も達成した。
一方、堀北鈴音は2年連続でランキング圏外、原作初期やアニメでダブルヒロインかと思われた櫛田桔梗も同様にランキング圏外となっている。

これらを見るに、ヒロイン交代はまさに英断だったと言わざるをえない。