彼女「ごめんなさい、私本当は男だったの」ワイ「え？じゃあ息子は誰の子…？」

風吹けば名無し

1964年在中フランス大使であるベルナール・ブルシコは女優・時佩莩（ジ・ペイプ）に恋をしてしまう
ペイプもベルナールの熱烈な愛を受け入れ結婚。その一年後には男児が産まれる。
ペイプを熱愛していたベルナールは彼女に言われるがままに国家機密を漏洩してしまう。
任期が満了した後もベルナールは妻と息子をフランスへ招き、機密漏洩に関わっていたが程なくして妻とともに逮捕されてしまう。

法廷で憔悴するベルナールの元に現れたのは、美しいアジア人の女ではなく中国人の男であった。
ジ・ペイプは女装した中国人スパイであり、息子は西洋人に近い顔立ちの中国少数民族の赤ん坊を拝借してきた物だった。

ペイプは性行為の際に「アジアではセックスは明るい所ではせず、性器を触り合ったりしない」とベルナールに嘘を吹き込み
ベルナールは「アジアの奥ゆかしい女性は素晴らしい」と信じ込んでいたのである。

ペイプは法廷で「ベルナールに友人以上の感情を抱いた事はない」と証言し
息子は「ベルナールを父親だと思ったことはない」と証言し
ベルナールの結婚生活は終わった。

ベルナールは機密漏洩の罪で6年間服役したが「彼女に本気で恋をしていたのは嘘ではない」と語ったという。

http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20090703000017