【朗報】朴槿恵前大統領(68)、差し戻し控訴審で懲役30年→20年に

風吹けば名無し

国政ろう断事件と国家情報院からの特別活動費上納事件を合わせた差し戻し控訴審で、朴槿恵（パク・クンヘ）前大統領（68）は懲役20年の実刑判決を受けた。
今回の差し戻し控訴審は前の二審（懲役30年）と比較すると大幅に減刑された。

ソウル高裁刑事6部（裁判長、オ・ソクジュン）は10日、朴前大統領がサムスンやロッテなどから賄賂を受け取った容疑、
さらに賄賂を提供するよう圧力を加えた強要・職権乱用などの関連容疑について、懲役15年と罰金180億ウォン（約16億円）を宣告した。
また在任中に国家情報院から特殊活動費の上納を受けた容疑（国庫損失）などについては懲役5年、追徴金35億ウォン（約3億1000万円）が宣告された。
この日、朴前大統領は健康上の理由から裁判を欠席した。

裁判長は「朴前大統領が大統領としての憲法上の責務を果たすことができず、国政に多大な混乱と乱脈を演出し、国民全体の間で様々な分裂、葛藤、対立が激しくなった」「それによる後遺症と傷は回復していない状況」と指摘した。
ただし「朴前大統領が個人的に利益を得た点は特に見られず、政治的には破産宣告を受けたのと同様の点などを量刑に考慮した」とも説明した。