巨人小笠原、テニスの王子様になる

風吹けば名無し

名門・大正義巨人軍に入部したペニスの王子様こと巨人小笠原。
その○学生離れしたレイプセンスから入部早々レギュラー入り。仲間たちと共に次々と大会を勝ち進み、ついに全国大会決勝、阪珍大付属戦まで登りつめた。
しかし試合は荒れる。長野がデビル平野に血祭りにあげられるほか、鉄壁の守護神ことジャッカル藤川の火の玉ストreatを越智・山口のシンクロで打ち破るなど波乱がある中、いよいよ金本VS巨人小笠原の最終戦に。
巨人小笠原はいきなり加賀の境地を発動。「小坂ゾーン」や「偽サムライドライブ」、「つばくろう返し」などかつてのライバル達の必殺技を発動するも、金本の前に全て完封。
どんな技をも打ち返す金本の前に五感を奪われ、やがて性感までも失い絶頂射精できない身体となってしまう。
もうダメかと思ったそんな瞬間（とき）、耳に入る仲間達の罵声、観客席のヤジを聴き入れ、再び勃ちあがった巨人小笠原。
覚醒した畜生は金本の弱点を見ぬき、肩に負担のかかる持久戦へ持ち込むと試合はいよいよタイブレークに突入。
次第に聖域の片鱗を見せ始めた金本の右肩を集中狙いし33-4まで追い込むと、最後は十八番のキンタマサーブでゲームウォンバイカッス。
激闘の末に優勝を決めた巨人小笠原はシャカシャカ走りでネットに駆け寄り、「タマタマだね」と宿命の老害を嘲笑った。
これについて大正義原部長「お前は大正義巨人軍の柱になれ」とチームを担う新たなプリンスを激励した翌日、からくりドームの柱に埋め込まれた死体が発見された。
なお、明日のオールスターにはまにあわんもよう。