中日Ｄ１・石川昂、２５日に１軍初合流　与田監督「スタメンの可能性高い」

風吹けば名無し

　中日のドラフト１位・石川昂弥内野手（１８）＝東邦高＝があす２５日に１軍に初合流する。２４日の巨人との練習試合（ナゴヤドーム）後に与田監督が明かした。

　「石川昂と岡林と高松はこちら（１軍）の方で試合に出そうかなと計画しています。１軍の試合の中で自分のいま出せるものを出してくれたらそれでいい。結果を恐れず思い切ってプレーしてくれたらいいと思っている。スタメンの可能性は３人とも高い」

　石川昂は春季キャンプ中に１軍昇格の可能性もあったが、２月１６日に左肩腱板（けんばん）炎を発症して調整が遅れ、２軍の読谷で１カ月を駆け抜けた。

　キャンプを終えて帰名した後は徐々に打撃練習の強度を上げ、２軍の教育リーグや練習試合にも出場。この日２４日の２軍の練習試合・オリックス戦（ナゴヤ球場）では一回に実戦初本塁打となるバックスクリーン右への先制２ランを記録。「浮いてきた変化球に、上手く対応できました。今まで打球が上がらなかったので、ホームランになってくれてよかったです」とコメントした。

　ユニホームを着て初めて訪れるナゴヤドームで、昨季のセ王者・巨人を相手にどんなプレーを披露するか楽しみだ。

中日Ｄ１・石川昂、２５日に１軍初合流 与田監督「スタメンの可能性高い」

中日Ｄ１・石川昂、２５日に１軍初合流　与田監督「スタメンの可能性高い」