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「年収1000万円」家庭が世間のイメージほど「裕福」ではない現実

1 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:46:41 ID:u9deWzhD0.net
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191126-00594109-shincho-soci

 この連載で、結婚相談所の代表を務めていた女性を取材した際、
「婚活を始めたばかりの女性は、紹介相手の男性の条件として“年収1000万”を希望する」という話を聞いた。
世間一般からすると、それは高望みといえる条件ゆえに、なかなか条件の合う男性が見つからずに、お見合いまで辿り着けないという。

 2018年9月公表の国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収が1000万円を超えている男性の割合は、労働人口のたった6.9%。
それなのに“年収1000万”を譲れない条件にしてしまっては、婚活が難しくなることは容易に理解が出来る。
その一方で、最後の逆転チャンスとして、そこに縋ろうとする女性の気持ちもわかるし、
自らの稼ぎを当てにしようとしている女性を、「ATMになるつもりはない」と、男性たちが敬遠するのもまた、仕方ないことだ。

 そういった男女それぞれの思惑はさておいて、そもそも「夫の年収が1000万でも、さして裕福ではない」という声も度々耳にする。
少し前のことになるが、ネット上の掲示板「ガールズちゃんねる」に「世帯年収900万円〜1000万円で語りたい」というトピックが立ち、
盛り上がりを見せていた。その中で年収1000万円世帯は、「一番損するゾーン」「税金で損する層」という発言が目立っていたのが印象的だ。

“損”というワードは、税金を払っているわりに恩恵を受けていないというところから来ているようだが、
実際に年収が1000万の夫を持つ妻たちは、自らの生活をどう考えているのだろうか……
しかし、話を聞こうと考えても、懐事情のことは知人に尋ねにくい。そこでSNSを利用して、該当する女性を募集することにした。す
ると数名の方が名乗り出てくれたので、アンケートに答えていただくことにした。まずは、その回答の一部を紹介したい。

2 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:47:46.63 ID:u9deWzhD0.net
所得制限で学費補助や不妊治療費助成等が受けられない
 ひとつめは「現在の収入で満足いく暮らしが出来ていますか?」という質問。これについては、

「贅沢はしていませんが、切り詰めてもいないので満足しています」(Yさん 31歳 夫の年収:1000万円弱)

「やや将来の貯蓄に不安はあれど、概ね満足。夫の仕事がセーブ出来てQOLが上がるならもう少し減ってもいい」(Kさん 37歳 夫の年収:896万円)

「満足といえば満足だけど、足りないといえば足りない」(Uさん 44歳 夫の年収:1200万円)

 と、一応は満足しているという回答が多かった。もちろん「出来ていません」(Iさん 48歳 夫の年収:1100万円)という方もいる。

 では、具体的にどういうところが満足/苦しいと思うのか。

「子どもがふたりとも、中高一貫私立校に通っており教育費の負担が莫大な額になっています(大学受験のため予備校代も)。
年収が中途半端に高いため、所得制限で公的な学費補助も受けられません。
私立校に行くという選択肢があるのは、ある程度の裕福さゆえですが、子どもふたりが6年間私立校で大学も私立だと学費が……」(前出のIさん)

「普段の生活に不自由を感じていませんので満足ですが、児童手当が収入制限により受給できないところは不満です。
また不妊治療費助成も収入制限があり受けられませんでした」(Fさん 37歳 夫の年収:950万円)

 やはり諸手当や補助が受けられないことは、不満だという(ちなみに児童手当制度については、
所得制限を超過した場合は、特例給付が支給されるが、中学校修了までの子ども1人につき、月に一律5000円と、
所得制限未満に比べて額が低くなる)。もうひとつ、世間一般で言われている“年収1000万円=裕福”について、どう考えているかも尋ねてみた。

「貧乏ではないけどそんなに裕福だとも思わない。今後、子の成長に伴う養育資金の増加により、生活を切り詰める可能性大」(Rさん 36歳 夫の年収:1200万円)

3 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:48:08.07 ID:u9deWzhD0.net
「確かに普通に労働をして生活をする分には、経済的にはやや余裕もあるのではないでしょうか。
しかし実際は税金の割合も高く求められるので、労働の量や質を考えると分が悪いような気もします。
世間一般のイメージほど実際は、裕福ではないと思います」(前出のKさん)

「一般的な収入が低い、またなかなか増額していかない現状が、1000万円の収入が裕福と感じるのではないでしょうか(私ももともとワーキングプアだったので)。
近頃では、大企業か個人で成功、もしくは経営者などではないと難しい収入のように感じます」(前出のYさん)

「子どもがいる家庭の場合年収1000万はまったく裕福だと思わない」(前出のIさん)

 やはり当事者たちは“裕福”とは感じていない。さらに取材を進めるべく、アンケートに答えてくれた中から、ひとりの女性に実際に会って、話を聞いてみることにした。

4 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:48:59.19 ID:u9deWzhD0.net
ドリンクバーは頼むけど、デザートをつけるのは躊躇する
 当日、取材場所に現れた澤田恵里菜さん(仮名・45歳 家族構成:夫45歳、長女10歳)は、
洒落たデザイントップスに細身のパンツという上品ないでたちをしていた。手入れの行き届いた黒髪は艶やかで美しく、
あらかじめ“夫の年収が1000万円”という情報を知っているせいもあって、どことなく余裕のある雰囲気を感じる。

 恵里菜さんの夫はIT系の専門職で、年収は1200万円に加え、自社株の配当がある。
恵里菜さん自身はたまに自宅でボディワークのワークショップなどを主催し、年収70万円ほどの稼ぎがあるという。
そんな彼女にも「ご自身の生活は、裕福だと思いますか?」と尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。

「自分の体験からくる肌感覚では、貧乏ではないけど、特別に裕福でもないですね。
カツカツではないけど、好きなことを好きなだけできるほどではなく、
例えて言うなら、暑い日にエアコンをつけるのに『電気代が……』と思ってためらうこともないし、
ファミレスに行ってドリンクバーは気軽に頼めるけど、デザートをつけるのは躊躇するくらい」

「ドリンクバーは気軽に頼めるけど、デザートをつけるのは躊躇する」という恵里菜さんの感覚にはとても共感できる。
わたしもドリンクバーは頼むことがあるけれど、デザートを頼むことは滅多にない。担当編集者のTさん(未婚女性、アラフォー)も、
「わかる、わかる。デザートはちょっと尻込みしちゃいますよね」と相槌を打っていた。

 だが、“夫の年収が1000万円”であっても、このような庶民的な生活を送っていることが普通なのか、それとも、恵里菜さんが、あまり無駄遣いをしないタイプなのだろうか。

「わたしは地方の出身なんですけど、実家は普通以下、裕福か貧乏かでいったら貧乏でしたね。外食に行くこともほとんどなかったですし。
ただ、大学では音楽を専攻したので、そういう面ではお金をかけてもらってはいました。
それでも『絶対に公立にしなさい』って言われましたけど……本当は行きたい私立の学校があったんですが」

5 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:49:34.81 ID:u9deWzhD0.net
 当時、私立ならば学費が年間200万円ほどかかったという。対して公立は50万円程度。その差は歴然だ。
親の希望通りに公立大学に進んだ恵里菜さんは、卒業後、コンサートやレストラン、結婚式の讃美歌の歌い手などをしている最中、夫となる男性と出会い、
遠距離恋愛の末に同棲を経て結婚。ところが結婚式の直前に夫の海外赴任が決まり、一緒に渡航することになった。

「そこから10年くらいは海外生活でした。最初はヨーロッパで、その次は北米。夫の年収が1000万を超えたのも海外に赴任した辺りからです。
手当がいろいろついた結果です。ただ、慣れない環境で生活するとなると、なんだかんだ物入りになってしまうんですよ。

 国によって電圧が違うので、電化製品を一度揃えても、別の国に引っ越すときは全部買い直し。家具を全部自分で揃えるケースもありますし、
国によっては家賃が東京よりも高いこともあって。あと、基本的にスーパーの食材なんかは、すべて大きいんです。牛乳パックも大きいし、野菜も大きな袋に入っているから、なかなか使いきれなくて」

 海外生活だからこそ、余計なコストがかさむこと、また「いま行かないと、日本に戻ったらなかなか行けなくなる」と、
現地の近隣諸国へ旅行する機会が多くあったこともあって、帰国時にはほとんど貯金がない状態だった。

6 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:49:39.90 ID:VI7K36tk0.net
求める者は際限なく求めるからな
足ることを知るんや

7 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:49:44.34 ID:ue603DRN0.net
長すぎ

8 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:50:25 ID:u9deWzhD0.net
「夫の収入で楽をして生きる」というのは少し難しい
「なので、今はなるべく貯金を作ろうっていう方向ですね。うちは基本的には家計は夫が管理していて、
2年くらい前に家を買ったのでそのローンや光熱費なんかは全部夫の口座から引き落としされる形で、わたしは月に生活費として11万円もらっています。

 子どもの分の貯金だけわたしが管理しているので、そこは先によけちゃって、食費が外食は別で6万円で、
雑費は2万。医療費は毎月1万円をストックしておいて、何かあった時に使う感じ。それでも若干足りないこともあって、
そこはカードで払わせてもらって。でも、出来るだけ間に合わせるように努力します。

 自分の稼ぎはお小遣いにさせてもらっていて、これはだいたい勉強代で消えます。ワークショップの生徒さんは、
いろんな方が来るので、もっと知識も増やしたいし、自分の興味がある分野も学びたい。なので、自分が稼いだ分を好きに使わせてもらえるのは嬉しいですけど」

 ちなみに外食はファミレスや回転寿司に行くことが多く、自家用車は軽。しかし、東京に住んでいて、車を保持しているということ自体が裕福と取れる向きもあるし、
マイホームとして購入した23区内の戸建てのローンを組めるということも“年収1000万”の強みではある。
また、食・住のほかにもうひとつかかるのが子どもの教育費だ。それについては、恵里菜さんはどう考えているのだろうか。

9 :風吹けば名無し:2019/12/01(日) 16:50:38.08 ID:HhbjqAzKM.net
>>6
ほんとこれ
生活水準に慣れてしまったら欲望は際限なく溢れてくる

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