ぶっちゃけ指導者に反発するくらいの性格の方がプロで大成するよな

風吹けば名無し

＜時代を創ってきたのは異端者、伝統打破主義者＞

圧倒的な成績を残したトッププロにも共通している。常識とは程遠い、半ば当時のタブーとされるようなスタイルで成功を収めてきている。

ホームラン記録保持者の王貞治は一本足打法（画像）と言う、今でこそ珍しくないが当時は皆が驚いたほど奇怪なフラミンゴのようなフォームでホームランを量産した。
一本足打法はタイミングを崩されやすいという致命的な弱点があったが、王は強靭な下半身でそれをカバーした。

三冠王を3回獲得した落合博満は”オレ流”と称されるほどに独自のスタイルに頑なに拘り、神主打法と呼ばれるこれまた奇怪なフォームで打ちまくった。

プロの指導者やOBですら落合を強烈に否定してきたが、結果で黙らせた形だ。あまりにも特殊なので簡略な説明をしにくいのだが、落合のバッティングはとりあえず難しい。強靭な手首、下半身、そして通常より長いバットをコントロールできるテクニックの上に成り立っている。

日米安打記録保持者のイチローにしたってそうだ。こんな打ち方をする選手なんて見たことなかった。って言うか今でも世界的にかなり特殊なスタイルだ。前方に極端に体重移動しながら打つのはプロでも難しいのだが、イチローは幼少期からこのスタイルを貫いている。

今をときめく大谷翔平、二刀流でプロ、メジャーリーグに殴り込むなんてどうかしてる。さすがに型破りすぎる。俺も「流石にプロ舐めすぎだろ・・・」と思った。

けど、今はとっくに改心している。通常の秤では計測不能のモンスターだった。

彼らが指導者に受けてきた教えを全て愚直に取り入れてきたとはとても思えない。事実、彼らが当時の指導者に受け入れられなかったエピソード、反発したエピソードはいくらでもある。

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