飯塚幸、三箇日をつつがなくお過ごしになる

風吹けば名無し

世界的な巨大企業にも臆さずプリウスの不具合を告発し、一躍世間の脚光を浴びた飯塚幸様(88)。
ネット上では心無い中傷を受け、気の休まる暇もない飯塚様だが新年ばかりは羽を伸ばし妻子と過ごす幸せをかみしめるようだ。

一年の始まりに欠かせないのは初日の出。「旭日章は持ってないけどね。」とユーモアを交えながら普段杖をついてるとは思えない軽快さで富士山を登り御来光を拝んだ。
夕刻には無事下山し、ゆっくりと休息をとる。この年になると軽傷でも入院となってしまい、なかなか退院できないという。

翌日の飯塚様は少しうかない様子。初夢に富士の巻狩りを見たのはいいが曽我兄弟の仇討ちにあって目を覚ましたそうだ。
午後には気を取り直して書き初めに挑戦。「膾炙人口」と書く際に誤って「人」という字ではねてしまったが「口」という字はしっかりとめて事なきを得た。

翌1月3日は三箇日の最終日。三箇日のうちに初詣を済ませる事にした飯塚様は皆の幸せを願って参拝。
その後おみくじを引くも結果に満足せず何度も引き直し「籤をいっぱいひいちゃったよ」と息子に電話した。
すると何を聞き間違えたのか慌てた息子はフェイスブックを全消去。そのショックで飯塚様は無事死亡、初詣の願いは即座に叶う事となった。

この件に対し元農林水産事務次官の男性(76)は「息子が無能だと苦労するね」と製造責任をとる考えを示した。

なお明日の国際度量衡委員会には間に合う模様。