2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

「監督室の鍵をかけられ顔と頭を5発」…ある現役プロ野球選手の告白

1 :風吹けば名無し:2019/07/31(水) 17:31:44.85 ID:0P4wtHtLa.net
怠慢プレーを理由に広島の緒方監督が野間峻祥を殴打した一件を聞いたヤクルトのバレンティンは、「暴力は選手に対してリスペクトが欠けている行為のひとつ。賛成はできない」と呆れたように言った。
来日9年目、過去に指導者が選手に手を上げる現場を見たことがないと話したが、セ・リーグの某選手は「プロに入ってから殴られたこと?ありますよ」とあっさり認めた。

10年前だったという。試合終盤に選手交代を告げられ、悔しさと結果を出せなかった自分への腹立たしさで、ゲームセットを待たずにベンチ裏のロッカールームへ引き揚げた。
それを見とがめ、後を追ってきたヘッドコーチに「なんだその態度はっ!」と怒鳴られ、振り向きざまに右手で左の頬をバチンと叩かれた。試合後、監督室に呼び出されると、今度は監督に頭や顔を手のひらで5発、殴打されたという。

「監督室に入るや、ドアのカギをガチャリと締められて……さすがに恐怖を感じました。でも、殴られたのはその1回だけ。
昔に比べたら、その手の鉄拳は、ゼロとは言わないけど、ほとんどなくなっているんじゃないですか。それだけに、今回の野間の件はビックリしましたけど」

 確かに、一昔前は監督やコーチによる鉄拳制裁は珍しくなかった。
「私も殴られたし、手を上げました」

 と言うのは、評論家の高橋善正氏だ。高橋氏は東映、巨人での現役生活を終えた1978年から巨人、中日、日本ハム、横浜大洋で投手コーチを歴任。97年には社会人シダックスのコーチ、2008年からは母校・中大野球部の監督も務めた。
「昔はプロでもそれが当たり前でした。殴られた方の話で最も印象深いのは、東映時代のこと。
ナイター後に遠征先の宿舎で夜中まで麻雀をやっていた。投手コーチだった土橋正幸さんにそれがバレ、私を含めた5人が部屋に集められてね。
正座で説教をされているうちに、投手の松本俊一さんという真面目な先輩が、『殴ってくださいっ!』と言いだした。
ちょっとちょっと、勘弁してよと思ったのも束の間、土橋さんの右ストレートが松本さんの顔にめり込み、吹っ飛んだ松本さんは数メートル先のふすまに突っ込んだ。
私も一発もらいましたが、気の毒だったのは5人目の森安敏明です。1発目のパンチを空振りした土橋さんの頭に血が上り、一番強烈なストレートを顔面に受けた上に、2発の蹴りももらってもん絶していた。
土橋さんは最後に『おまえら、もっと体を大事にしろ!』と言って部屋を出ていきました。その言葉にみんなずっこけて大笑い。松本さんなんか1カ月間はムチ打ちに悩まされたけど、後腐れはなかった。最初に言ったように、鉄拳制裁が当たり前の時代でしたから」

 そう言う高橋氏はアマチュア野球の指導者に転じて鉄拳指導を封印したが、プロのコーチ時代は「選手に手を上げたことはある」と告白する。

2 :風吹けば名無し:2019/07/31(水) 17:32:22.37 ID:0P4wtHtLa.net
巨人で二軍投手コーチを務めていたある年の試合中、それまで8回無失点の好投を続けていた藤城和明が九回に入って1死から2点を失った。

「ベンチを出て『あとツーアウトで完投だ、踏ん張れ』とハッパをかけに行こうとマウンドに向かったら、藤城が三塁ベースに向かって一目散に駆けだした。
あとで『殴られるかと思って』と聞いたときには、やはり考えさせられた。厳しくしたのは愛情のつもりだったが、どういう理由があっても手を上げるのはいけません。今の時代はなおさらです」(高橋氏)

 鉄拳制裁と言えば、星野仙一氏(故人)が有名だった。高橋氏は「さすがに拳で選手を殴ったことはない」というが、闘将はもっと苛烈で顔面が変形するほど選手を殴った。

 ロッテから中日に移籍して、それを目の当たりにしたのが落合博満元監督だった。星野氏が2度目の中日監督を退任した3年後、チームを率いることになった落合元監督は契約前のコーチ陣一人一人に、

【いかなる理由があっても選手には手を上げてはいけない。守れなかった場合は解雇する】

 と記した念書を差し出し、そこへサインすることを正式契約の条件にしたのだ。

総レス数 2
4 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★