85人殺害しても終身刑で済む国があるらしい

風吹けば名無し

ドイツ北部のオルデンブルクの地裁は6日、入院患者85人を殺害した罪で元看護師ニールス・ヘーゲル被告に終身刑を言い渡した。第2次世界大戦以降のドイツで最多の犠牲者を出した殺人事件とされている。
　裁判官はヘーゲル被告の連続殺人について「理解できない」「人間の想像を超越するもの」と評した。
　ヘーゲル被告は2000～2005年の間に、患者に薬剤を意図的に過剰投与し殺害したとされている。同被告は他の6人殺害の罪で終身刑を言い渡されており、すでに10年近く収監されている。
　この事件の捜査では患者の遺体130体以上が掘り起こされ検視された。警察はヘーゲル被告の殺害した患者の数は最終的に200人を超える恐れがあるとみている。
　ヘーゲル被告は公判の最終日、遺族に自身の「恐ろしい行為」に許しを請うた。