なろう小説書いて見たから読んでくれ。これで飯食っていく覚悟は出来てる。

風吹けば名無し

タイトル「異世界無双放浪記」
俺の名前は夜霧村正（よるぎりむらまさ）どこにでも居る普通の男子高校生だ。通り魔に襲われそうになった女性を庇い俺は死んだ――筈だった。
「ここは…？」
目が覚めると異世界に居た。
「暫く歩いてみるか…」
路地裏が騒がしい、少し覗いてみるか。
そこには悪漢に詰め寄られるひとりの女の娘が居た。無視をすればいいのに放っておけないのが俺の悪いところ…ﾄﾎﾎ。
「お嬢さん、剣を貸してくれるかな？」
「は、はい」
「なんだお前？痛い目に合わせてやろうかチビめ…グヘヘ」
前の世界では人相手に使う事は無かった一族秘伝の“技”、使うべき時が来たか。呼吸を整えゆっくりと剣を引き抜き覚悟を決める。
「秘技　――夜桜斬り」
「あ、あれは！斬りつけた相手の血しぶきが夜に散る桜のような感じになる事から名付けられた夜桜斬り！」
ズシャァア！！
相手は死んだ。
「…お嬢さん、今後は気をつける事だね」
「ｷｭﾝｯ　は、はい！あ、あの、私…どこまでもあなたに付いていきますわ！」
「やれやれ…ま、悪くはないかな」

第1話、完