2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

syamu「オラにも子供が出来ただで!!」

1 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:53:19.11 ID:DWXjIzjfa.net
高木康輔「出来ましたよ。僕達の赤ちゃん//」
順平「本当か!やったな高木!!」
高木康輔「毎日生で出し続けた甲斐がありましたね。病院に行ったら10週目だってお医者さんに言われましたよ」
順平「よしじゃあ早速ミルクと玩具買いに行って来るぜ!!」

2 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:53:29.27 ID:DWXjIzjfa.net
高木康輔「ちょっと気が早いですよsyamuさん。まだお腹も目立ってませんし」
順平「ほいじゃけーん!!ヒューイーゴー!!」
高木「あれれ...まるで聞いてないや。まあそこがsyamuさんらしいや」
syamu「ベビー用品店着きましたよ〜」
シバター「あっ、syamuさんじゃないすか。お久しぶりっすね。なんでベビー用品店なんかに?」

3 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:53:37.87 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「シバターさん、おはようございますやで。高木が妊娠したから赤ん坊のためにミルクとか玩具とか買おうと思ったんやで。シバターさんこそお子さんおらんになんでここに?」
シバター「赤ちゃんプレイをする為の道具探しに決まってるじゃないすかぁ。今度よし君に俺あやして貰うんですよ」
syamu「ソソソソ....」

4 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:53:48.15 ID:DWXjIzjfa.net
シバター「本当はsyamuさんと一緒にやりたかったですけど、奥さんが妊娠中ならやめた方がいいですね。あとここに来たのはsyamuさんに一つ教えたいことがあって来たんすよ」
syamu「教えたいことって何やで?俺小学校の算数すらまともに覚えられへんのに」

5 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:53:57.05 ID:DWXjIzjfa.net
シバター「勉強のことじゃないっすよ。恒心教徒の事についてです。やつらsyamuさんみたいな有名な人に凸を仕掛けてるんです」
syamu「なんやそれ一体頭時間なるで...」
シバター「syamuさんがここに居る事は伝わっていないでしょうが...一応警戒して下さい。奴ら人を不幸に陥れる為には手段を選びませんから」

6 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:08.86 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「okわかったぜ!」
順平はガラガラにベッドメリーに粉ミルク、それに自分の好物の離乳食用のカレーを買って家路に急いだ。
小さい子の面倒を見るなんて妹以来だと思う。

7 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:18.72 ID:DWXjIzjfa.net
あまり頼りないと思われがちだがsyamuは年の離れた妹二人の世話をしていたために、子供のあやし方にはある程度の知識があるのだ。これから生まれて来る自分の子供にその知識がどこまで応用出来るかわからないが、浜崎順平なりの子育てをしていきたいと思った。

8 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:28.64 ID:DWXjIzjfa.net
そうこう考えている内に高木と自分の愛の巣、いやこれから生まれて来る赤ちゃん物でもある家が見えてきた。
これからの生活はきっと幸せだろう。ユーチューブで金儲けできなくても、可愛い女子と遊べなくとも、パルム食べ食べできなくとも、高木とその子供とならどんな事でも乗り越えていける。
希望を持って玄関の扉を開けた。.....

9 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:40.62 ID:/BN0/gov0.net
あたま時間なってるで

10 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:41.04 ID:DWXjIzjfa.net
扉の向こうには地獄が待っていた。

11 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:49.24 ID:wHEHVHpw0.net
まぢ尊い・・・

12 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:54:53.91 ID:DWXjIzjfa.net
家の中には太った人間の胴体を二つ掛け合わせたような化け物が何体も蠢いていた。
その冒涜的な怪物はギシギシと奇妙な金切り声を上げて体を震わせていた。
syamu「えっ...何これは」
動揺する浜崎順平だが、すぐに高木とそのお腹の子の事が頭によぎった。
あの二人は大丈夫なのか。怪物どもを避けてすぐさま駆けつけた。

13 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:07.84 ID:DWXjIzjfa.net
高木康輔の頭は何者かに踏み潰されミンチになっていた。
開腹手術を受けたかのように腹部は切り裂かれていた。真っ赤な血が部屋中に飛び散っていた。
syamu「だっ...誰がこんな事を...」
???「僕ですよ」
背後から尿道から小便が滴るようなねっとり声がした。思わず振り返る。
面長で細身の顔半分にマスクを付けた男が立っていた。

14 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:17.12 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「おおお前が...お前が高木を殺したんか...なんで殺したんや!!!」
???「はい、僕の名前は安藤良太。恒心教徒の一員です。以後お見知り置きを」
syamu「お前の自己紹介なんてどうでもいい!!なんの理由で殺したんや!」
安藤「理由...?強いて言うなら貴方の悲しむ顔が見たかっただけです」

15 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:26.39 ID:31v7+cYo0.net
チンフェと尊師でもできるかな

16 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:27.27 ID:DWXjIzjfa.net
安藤はそう言うと手にあるものを取った。
それは生まれるはずだった高木と順平の子供...胎児だった。まだ2、3cmくらいの大きさで、ガラス玉の様な小さな黒い目が付いていた。頭部優位に発達していたのか、大きな頭がデロリとたれていた。出来上がる途中だったのだろう、小さな耳が付いていた。

17 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:37.01 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「そっ...その子は!?」
順平が言い終わる前に安藤は胎児の頭を食い千切った。
安藤「オエッ...どこのどいつだよ胎児が美味しいなんて言った奴は」ペッ ペッ
頭を噛みちぎった後、痰の様に吐き捨てる。
syamu「こっ、この野郎!!」

18 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:47.32 ID:DWXjIzjfa.net
激昂した順平は安藤に殴り掛かろうとするが、安藤の背後にいる怪物に羽交い締めにされる。
安藤「以外と威勢あるんですね。命乞いとかすると思ってましたよ」
syamu「高木を狙うなら俺を狙うべきやろ...高木には何の罪も...」

19 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:55:57.60 ID:DWXjIzjfa.net
安藤「でも高木君は岩間にストーキングしてましたよね。それに岩間の叔母様やお母様にインタビューを行なっていた。それが結果的に岩間のご両親の死の遠因を作った」
安藤は淡々と喋る。
syamu「.....殺せ」
安藤「はっ?」

20 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:56:06.99 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「オラを殺すんや...高木のいない世界なんて何の意味もない」
安藤「私は嫌な思いしてないからなんとも思ってませんけどね...貴方なんで殺しませんよ」
syamu「何でや...」

21 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:56:13.22 ID:dDRwwnCxp.net
ォイイィーーーース

22 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:56:17.54 ID:DWXjIzjfa.net
安藤「さっき言ったでしょ...悲しむ貴方の顔が見たいって。順平さん...貴方にも味あわせてあげたかったんですよ、愛する人が理不尽な理由で殺される想いをね」
安藤「オラっ!!はらけんまども道を開けろ」
安藤が指を鳴らすと怪物どもが部屋の隅に集まりだした。
syamu「何をした...」

23 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:56:30.43 ID:DWXjIzjfa.net
安藤「順平さんこのまま逃げても良いですよ。貴方はこの先苦しみ続けるんだ、愛した人がいない絶望を...何もできない無力で無能な自分を恨み続ける人生を送るんだ」
どうする自分...このままここにいれば安藤に復讐ができる。いや...できるのか?
怪物どもを従えたコイツに勝てるのか。
だと言ってもここまま逃げる事も...

24 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:56:39.99 ID:DWXjIzjfa.net
気がつくと順平は雨の中、行くあてもなく走っていた。
自分は結局逃げ出したのだ。
順平はただただ走った。どうすることも出来ない自分に怒りながら。

25 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:56:57.03 ID:DWXjIzjfa.net
シバター 「あれっ、syamuさんこんな雨の中どうしたんすか?高木君と夫婦喧嘩でもしました?」
車に乗っているシバターに偶然出会った。
それまで我慢していた涙が、ダムが崩壊した時の様に溢れ出す。
syamu「しっ、シバターざん、オッオラの子供どだがぎが殺されただでぇぇぇ」

26 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:57:01.34 ID:Jb7gVLv6a.net
あず希じゃないのか・・・(困惑)

27 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:57:07.39 ID:DWXjIzjfa.net
シバター「しゃ、syamuさん落ち着いて。とりあえず車にはいりましょう」
シバターの車に乗った順平はこれまでに起きた事を話した。

28 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:57:17.02 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「おっ、オラは卑怯者の最低な男、親、夫だでぇぇ〜」
泣き叫びむせび泣く順平。
そんな彼をシバターは優しく抱きしめる。
syamu「!?」
シバター「syamuさん、自分をそんなに苦しめないで。悪いのはあんたじゃない恒心教徒だ!それにいつまでも悲しんでちゃ二人は浮かばれない」

29 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:57:28.42 ID:DWXjIzjfa.net
syamu「そう...だでか?」
鼻水を啜りながら言う。
シバター 「そうさ。あんたは生きなきゃいけない。ちょうど神奈川には恒心教徒のレジスタンスがあるんだ。そこに参加して俺たちで高木君と赤ちゃんの敵を取るんだ」
syamu「そうや...いつまでも泣いちゃおれん...安藤を倒さないかんのや」
決意を新たにした順平。

30 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:57:39.24 ID:DWXjIzjfa.net
だが、彼は知らなかった。車を発進しようとハンドルに手を取ったシバターの口角が上がっているのを。

おわり

31 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:58:08.04 ID:TaCR7Iw50.net
頭おかしなるで

32 :大橋 :2019/06/01(土) 08:58:36.84 ID:/5gB+EO50.net
MMD化されそう

33 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:58:38.39 ID:OTAZnCsW0.net
aiueo700

34 :風吹けば名無し:2019/06/01(土) 08:59:14.77 ID:8Qvd8Np30.net
やっぱり最後は純愛のハッピーエンドやな

総レス数 34
9 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★