【巨人】クック、宮国、桜井…Ｖ奪回の鍵握る経験豊富な救援陣

風吹けば名無し

原監督からは開幕ローテが公表され、打順もほぼ確定と、開幕に向けて２０１９年版巨人の全貌が見えつつある。残るは、勝利の方程式を含めた救援陣がどうなるか、だろう。

クローザーは、新外国人のクックが担う。制球やクイックにやや不安があったものの、オープン戦終盤で修正。連投もきっちりクリアし、本人も「いい状態で開幕を迎えられる」と自信を見せている。
守護神につなぐ８回は、吉川光に任せることになりそうだ。オープン戦は最後の最後で４失点と崩れたが、そこまでは５戦連続０封と安定感を見せていた。
日本ハム時代の１２年に花のパ・リーグ大賞に輝くなど、潜在能力は高い。

右の桜井、左の戸根、中川、大江ら若手も着実に力をつけていて、６、７回は戦況や各自のコンディションを見極めながらの起用になるだろう。
開幕ローテ候補だった今村はロングリリーフとして使えるほか、昨季２９登板で防御率１点台の宮国も控える。

開幕メンバー外にも、ファームには上原やマシソンら経験豊富なリリーバーがいることは心強い。昨季は救援陣で２０敗。ブルペン陣がどこまで奮闘できるかがＶ奪回の鍵を握る。