張本勲、プロ野球キャンプに苦言「ランニングして体作れ！海外行くやつは遊びに行ってるだけだ！」

風吹けば名無し

野球評論家の張本勲氏（７８）が３日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜前８・０）の名物コーナー「週刊・御意見番」に生出演。近頃のプロ野球キャンプの内容に苦言を呈した。

プロ野球は１日、キャンプインした。ゲスト出演した野球解説者の広沢克己氏（５６）は以前との違いとして
「いまは技術的なトレーニングが多いので、ランニングの量が少なくなった」「（キャンプ初日に紅白戦を実施した）ロッテに代表されるように、すぐゲームに入る」と指摘した。

司会のタレント、関口宏（７５）から「走るの少なくなったのはいいんですか？」と聞かれた張本氏は
「よくないですよ。球が飛ぶから下半身で打たなくていいわけですよ。上半身鍛えて、ガツーンと当てれば飛ぶから。ピッチャーも６回投げればいいから、ピッチャーも器械練習をやる。逆なんだけどね。勘違いしとるんですよ」と指摘した。
この発言を受けて、広沢氏は「科学的なトレーニングもずいぶん入ってます。いろんなことを研究しながらやってるんだとは思います」とフォローした。

また、張本氏は海外で自主トレーニングを行う選手にピシャリ。
「いまプロ世界では野球選手が一番裕福だから。金があるから（自主トレで）ハワイ行ったりグアム行ったりするんですよ。あれは旅行に行ってるんだから。遊びに行ってるんだから。
気候も違うからね。湿気もないから（体が）早くできあがるからね。日本に帰ってきて、けがが非常に多い。しかも走らない。みんな国内でやったほうがいいですよ。
最初から紅白戦をしないで、自主トレで体をしっかり作って。これから嫌というほどゲームが始まるんだからね、まず体を作ってやりたいわね」と熱弁をふるった。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190203/npb19020311120004-n1.html