【朗報】羽生善治さん、来年度にタイトル100期達成濃厚

風吹けば名無し

竜王失冠で27年ぶりに無冠となって「もう羽生は終わり」と思っている人も多いと思う
しかしこれは大間違い
実際には将棋関係者の間では「来年度中の通算タイトル100期は確定だな」という空気が広がっている

その理由としてまず今回の竜王戦で広瀬章人を相手に3勝4敗と互角の戦いをしたことが挙げられる
広瀬は竜王戦七番勝負開始時の10月時点でレーティング1891と断トツの強さを誇る最強棋士（豊島二冠1871、佐藤名人1863、羽生竜王1844、藤井七段1841、渡辺棋王1813、斎藤七段1804、久保王将1793、中村王座1737、高見叡王1706）
つまり始まる前から広瀬に勝つのは無理だろうと予想されていたのだ
逆に最強棋士の広瀬相手に善戦したことで「広瀬以外のタイトルホルダー相手ならば余裕でタイトル奪取可能だろう」という見方が広まっている

次にシードの存在
タイトル戦は通常は予選から勝ち上がっていかないといけないのだが前年度の活躍によって本選シードがある
シードが確定している棋士を列記してみよう

順位戦（名人戦）　佐藤天名人、A級…羽生、豊島、広瀬、久保、糸谷、佐藤康、三浦、深浦、稲葉、阿久津
棋聖戦　豊島棋聖、シード…羽生、渡辺明、佐藤天、菅井、三浦、稲葉、中村太、阿部光
王位戦　豊島王位、シード…羽生、菅井、木村、澤田
王座戦　斎藤慎王座、シード…羽生、豊島、渡辺明、佐藤天、菅井、久保、高見、中村太、永瀬、藤井聡
竜王戦　広瀬竜王、1組…羽生、豊島、渡辺明、久保、糸谷、三浦、稲葉、深浦、永瀬、木村、佐藤康、阿部健、屋敷、丸山、松尾、山崎
王将戦　久保王将、シード…豊島、渡辺明、広瀬、糸谷
棋王戦　渡辺棋王、シード…豊島、羽生、広瀬、佐藤天、久保、菅井、三浦、高見、稲葉、斎藤慎、佐藤康、深浦、糸谷、阿久津、行方、屋敷、木村、山崎、橋本、谷川、郷田、松尾、野月、畠山鎮、黒沢
叡王戦　高見叡王、シード…豊島、広瀬、佐藤天

ご覧の通り羽生だらけである
つまり羽生はほとんどのタイトル戦ですてに来年度の優位を築いているというわけだ

最後に過去の例
1973年に王将戦で破れた大山は50歳にして16年ぶりに無冠に転落したがその年のうちに十段のタイトルを獲得してその後11期のタイトルを獲得した
羽生は現在48歳
大山と同様にここからタイトルに復帰することが十分に想定できるのだ

以上の理由により将棋関係者の間では早くも羽生のタイトル通算100期を祝う祝賀会の準備を始めるべきとの声が上がっているそうだ