女「宗教上、男と握手できない」　面接官「握手拒否は性差別」　裁判所「宗教差別。企業は賠償しろ」

風吹けば名無し

信仰上の理由により”異性と握手できない女性”が採用面接を打ち切られる出来事がスウェーデンであった。
面接官の言動は人種差別に当たると認定され、損害賠償命令が下った。

「握手に応じなかったため面接を中断された」と訴えたのは、スウェーデン在住でイスラム教徒のFarah Alhajehさん（24）。

2016年5月に通訳者として採用面接を受けた彼女だったが、宗教上の理由から「異性に触れることが出来ない」と明言。
そのため男性面接官とは握手をせず、代りに手を胸にあてる動作をしたようだ。

しかし面接官は「ここでは全員が握手しなければならない」と発言。
また「性別により握手を拒むこと自体が差別に当たる」として、早々に面接を打ち切った。

面接官の対応に酷く心を痛めたAlhajehさんは関係機関に通報。

すると裁判所は「様々な挨拶の仕方があるべきだ」と判断。
彼女は性別関係なく手を胸にあてて挨拶をしており、握手だけが唯一の挨拶だと考える会社側が悪いという決断に至った。
さらに採用面接を中断した社員の応対は人種差別に当たると認定した。

会社側は4万クローナ（約48万円）の賠償金を支払うよう命じられている。

http://yurukuyaru.com/archives/77256425.html
https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-45207086

女「宗教上、男と握手できない」 面接官「握手拒否は性差別」 裁判所「宗教差別。企業は賠償しろ」

女「宗教上、男と握手できない」　面接官「握手拒否は性差別」　裁判所「宗教差別。企業は賠償しろ」