母「巨人の正捕手がお見舞いに来てくれるのよ」子「嘘だ 巨人の正捕手が来るわけないじゃないか」

1 ：風吹けば名無し：2018/08/11(土) 00:49:19.01 ID:+EekDNtPd.net

(ｺﾝｺﾝｯ)
母親「(ほら 来たわよ…)」
小林「やあ〜こんばんは」
子供「あの…本当に巨人の正捕手？ …テレビで試合見てたけど…いたかなあ…　こんな人」
小林「ハッハッハッ たまたま出番はなかったが 今日も巨人の正捕手だったよ」
子供「そうなんだ… 僕もなりたいなあ　どうすれば巨人の正捕手になれるの？ 」
小林「う〜ん… たとえば社会人出身の新人捕手がいるよね」
子供「うん」
小林「もし そいつがスタメンマスクを被ったとしても 私は巨人の正捕手なんだよ」
子供「…」

続く

2 ：風吹けば名無し：2018/08/11(土) 00:49:29.77 ID:+EekDNtPd.net

小林「首脳陣の間では懐疑的な意見が飛び交っているらしいが とんでもない 私は巨人の正捕手なんだよ」
母親「あの…そろそろ消灯時間になりますので」
小林「もうそんな時間か」
子供「来るのが遅すぎるんだよ」
小林「電車は急げないからね」
子供「えっ　タクシーで来たんじゃないの？」
小林「道路が混雑している可能性を考慮したんだよ 一種の職業病みたいなもんだね」
子供「広島駅まで歩いたんだ…」
小林「天神川駅から乗ったんだよ」
子供「何で？病院と逆方向じゃん」
小林「裏の裏をかいたんだよ 巨人の正捕手としてね」
子供「えぇ…」

続く