杉内が盟友・村田に「残りの人生が大事だからね、過去よりも」

風吹けば名無し

巨人・杉内俊哉投手（３７）が“松坂世代”の事実上今季限りでの現役引退を表明した盟友・村田修一内野手（３７）の決断に感嘆の声を上げた。

引退の２文字は口にせず、ＮＰＢ復帰の思いを断ち切るという意思表明。
村田らしさがあふれた会見に、杉内は「すごいよね。姿勢がすごい。俺なら辞めている」と素直な思いを口にした。

高校時代からの盟友の目から見て、村田の姿は「まだボロボロじゃない。まだできる」と映る。
だが前日に交わしたＬＩＮＥでは「自分の中でけじめをつける」と返ってきた。

「２０００本打ってほしかったけどなあ。悲しいけれど、人生の半分くらいが終わったようなもんだからね。
残りの人生をたぶんあいつも考えていると思うよ。そっちのほうが大事だからね、過去よりも」。
肩の故障で長期リハビリを続ける自らにも言い聞かせるように言葉をつむいだ。