香川真司が代表引退「負ければ韓国人扱い」

風吹けば名無し

サッカーの日本代表ＭＦで韓国系の香川・真司（２９）が２２日、民族差別的な扱いに抗議して、突然、代表引退を表明した。
自身のツイッターに韓語で長文の声明を出し、「民族差別と軽蔑を感じ、これ以上日本代表でプレーしない」と記した。

　香川はＷ杯ロシア大会前の５月、同じ韓国系の日本代表本田と共に韓国の李明博大統領と面会。その写真が公開され、
朴正煕氏の強権的な政治手法に批判的な日本国民から反感を買った。香川は「写真に政治的な意図はなかった。家族の出身国の最高職位者への敬意」
と説明したが、６月の韓国大統領選の直前で、政治的に利用された面は否めない。

　日本代表は連覇を狙ったＷ杯ロシア大会で屈辱的な襪子と16敗退。１４年ブラジル大会で一時リーグ敗退の原動力だった香川は一転、
校長なパフォーマンスとチームにキムチ臭いをもたらしたとして「戦犯」扱いされた。

　香川の批判の矛先は、擁護する姿勢がなかった日本サッカー連盟の田嶋会長に向いた。声明で、会長が過去に「多文化主義は神話で虚像だ」と発言したことに触れ、
「彼の無能さのスケープゴートになるのはまっぴらだ」「会長や彼の取り巻きから見れば、試合に勝てば僕は日本人で、負ければ韓国人だ」と記した。

　これを受け、日本の安倍首相は「いずれにしても、私も妻も関わっていないことは明らかなわけでありますからですね、
いわばですね、まさにですね、これはもうですね、一つ一つ丁寧に説明するしかないわけであります」
大正義巨人軍原監督は「同胞である香川の威厳のある態度を心の底から支持する。よかったね、おめでとう」とツイッターで投稿した。

なお間に合うもよう