娘「ねえパパ！なんで日本は負けてるのに攻めないでパス回ししてたの？」ワイ「…」

風吹けば名無し

ワイ「それはね、別の会場でやっていたコロンビア×セネガル戦でコロンビアが1点取ってリードしていたからだよ。その状態のまま試合が終了すれば日本がポーランドに1点差で敗れたとしても勝ち点はセルビアと同じ。
得失点差、総得点でも並び、最終的にフェアプレーポイントと言ってイエローカードの枚数が少ない方が決勝トーナメントに進める決まりなんだ。
あの時点でのセルビアのイエローカードの数は6枚、対して日本のカードの枚数は4枚だったんだ。
でもファウルで有名な槙野が既にイエローカードを1枚貰っていただろ？仮に槙野がもう1枚イエローカードを貰っていたらどうなっていたと思う？イエローカードが2枚、つまりレッドカードになってしまうんだ。
レッドカードのフェアプレーポイントは−4、つまりセルビアのポイントを下回ってしまうんだ。
ここまで説明すれば後は分かるよね？不要位に攻めてカウンターを貰い、失点でもしてみろ。もう日本の決勝トーナメント進出は絶望的だ。
失点しなかったとしても相手が攻めてくればこちらも相応のパワーでディフェンスしなければならない。
そうなればファウルをしてイエローカードを貰う確率も高くなるだろ？
あの戦法はそういった色々な要素が重なり合って生まれた結果なんだ。
そして結果として日本は主力プレーヤーを温存して決勝トーナメントに進めただろ？西野監督は見事だったよ。」