【悲報】西野朗さん、うどん屋をオープン

風吹けば名無し

あの人はいま
元サッカー日本代表監督西野朗さん（67歳）

2022年、FIFAワールドカップ。それを、テレビで見つめる男がいた。63歳で将日本代表を任され監督としてワールドカップを戦った、西野さんは今…。
「あの頃は若かったですね（笑）」若き日を回想する西野朗は、どこか寂しげだ。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。ワールドカップで、俺が先発して活躍する夢を」日本代表を退団後、四国リーグに活躍の場を求めた。
しかし、世界中から脅迫を受け続け、妻子を無残に殺され、自らも片目と右足を失った。目立った活躍はできず65歳の若さで廃業を決意。
今はうどん屋を営む傍ら、地元の少年サッカーのコーチを勤めている。暖簾の屋号の文字は元日本代表、本田圭佑選手の手によるものだ。
「いらっしゃい」。高松駅東口から歩いて３分。
「うどん屋　香川」のえび茶色の暖簾をくぐって店内に入ると白いタオルを頭に巻いた西野朗さんと妻、メスさんの元気な声に迎えられた。
「去年の４月にオープンしました。暖簾の『香川』という文字はケイスケホンダに左手で書いていただいたものだし、開店に合わせてスポーツ紙やテレビでも取り上げてもらった。
おかげで、県外はおろか国外からも足を運んでくださる刺客が多かったのはつらかったですね」とはいえ、その分、失ったものも大きかったという。
「今でも毎日、殺してやるという脅迫が届く。今朝はボクが掃除した玄関に豚の首が置かれていた。
ハセカラみたいな軽いものを脅迫やいやがらせだと信じ込んでる関東人にはモノ足りないようなんです。
それで怒られちゃったこともあるけどそれも修業のうち。我慢、我慢です」
かつてのライバルで現今治所属の岡田について尋ねると…「あいつ俺より勝ってなかったんですけどね（笑) 」と、おどけ
「選手に気に入られるのも才能だと思いました」
「ポーランド戦さえ無ければって…歯がゆいですけど」
「今はもう今生に未練はありません。来世は選手でワールドカップを狙いますよ（笑）」
（写真）うどんとロープを手に持つ西野さん