【悲報】なろう作家「コピー機は対象の分子構造をコピーに再現できる」

風吹けば名無し

「コピー機で人数分コピーすればいいだろ」

俺がいうと姫は顔に「？」を浮かんだまま固まっていた。どうやらついていけていないようだ。
俺が最初から説明する。
「要するに、だ。「金鷲の像」を手に入れるには魔法の護符がいる。
しかし護符は1つしか残っていない。だから像は１つしか手に入らない。
…そういうことだったな」
「そうですわ」
「だから、護符なんてコピー機でコピーすればいいだろ」

姫が反論する。
「その、なんですの『こぴーき』？というのが凄いのはわかりますが、王家に伝わる魔法の護符ですわよ」

「大丈夫、コピー機は表面の分子構造を読み取って、それを紙の表面に再現するものなんだ。
だから、魔力の込められた護符ならそれも再現できるんだ」

まだ半信半疑の姫をよそに、俺は護符をコピー機にかける。
すると果たして、出てきたコピーの「護符」は元と寸分違わない輝きを放っていた。
姫が驚いて言う。
「こんな凄い魔法を使うなんて、貴方の世界の魔術師は本当に素晴らしいですわ！」
まあ、エプ○ンの製品なんだけど…

結局、その日中に俺たちは必要な数の金鷲のフィギュアを手に入れたのだった。

楽天選手のフィギュア欲しさにチケット偽造か

　仙台東署は２７日、偽造有価証券交付の疑いで、仙台市泉区鶴が丘１丁目、青果店従業員伊藤次男容疑者（６６）を逮捕した。 
逮捕容疑は８月２６日ごろ、宮城野区の楽天Ｋｏｂｏスタジアム宮城敷地内で、プロ野球東北楽天の偽造観戦チケット３枚を顔見知りの男性（５３）に手渡した疑い。 
東署によると、伊藤容疑者は７月中旬ごろ、インターネットで観戦チケット１枚を購入し、複数枚をコピーして偽チケットを製造。
男性に偽チケットを渡し、８月２７日の試合前に配布される数量限定の選手フィギュアの受け取りを依頼したという。 　会場スタッフが偽造に気付き発覚した。
同署が余罪や男性の関与を調べている。