ラミレス監督、珍しいことにネガネガ

風吹けば名無し

（初実戦を終えて）

　―今年の初実戦となったが試合を振り返って。

　「いろいろ試したいことは試せて、確認したいこと、見たいことは見られたので、そこはよかった。ただ、飯塚と平田がいい結果を得られなかったのは残念だけど、試合ができていろいろなことが見られたのはよかった」

　―大和と倉本が初めて試合で二遊間を組んだが。

　「試合で見られてよかった。これから毎日毎日少しずつプレーをしていって、たまにポジションを替えて。ローテーションしながらになると思うが、今日は初めてなので、これからだと思う」

　―２盗塁を決めてやりたい野球ができた。

　「そういった積極性を見せたということはいいと思うが、やはりもう少し、いろいろなところを向上させていかないといけない。特に楠本のところ（六回無死一塁で次打者の３球目に二盗に成功）は、カウント２―０で次の球はかなりの確率で直球でのストライクが来る。
今日はセーフになったが、普通に考えればアウトになる可能性が高い。ただただ積極的に走るのではなく、どういうところで走るのかを考えないと。そういうところを向上させていきたい」

　―阪神のロサリオが本塁打を含む２安打３打点だったが。

　「素晴らしい選手だと思った。パワーもありますし、能力というのも今日すでに披露した。今後は非常に注意していかないといけない」

　―先発の飯塚は期待する投手だと思うが、課題は。

　「やはりスピードが足りなかったかなと思う。そこに尽きる。ただ、いろいろないい部分も見えた。例えばクイックのタイムも速かったし、左打者に内角も投げられていた。３得点をされたが、やはりスピードが足りなかったかなと」

　―４番手の笠井の評価は。

　「素晴らしかったと思う。非常に攻撃的な投球だった。スピードも安定して出ていたし、低めにコントロールもできて、しっかりと２イニングを投げてくれた。しかも２イニングで１８球。非常によかったと思う」

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