村田、年俸400万で横浜復帰決定！「感謝し尽くせない。恩返ししたい」 ★3

風吹けば名無し

　巨人を退団した村田修一内野手（３７）がＤｅＮＡへ復帰することが２０日、分かった。この日、横浜市内で球団と話し合いを持ち、入団の意思を伝えた。
合意した来季の年俸は今季２億２千万円から大幅ダウンとなる５００万円。ＦＡ退団から５年、二度と戻ることはできないと思い悩んだ古巣への復帰を決断した。

　村田が決断した。「ありがたい話を頂いた。気持ちは固まった」。この日、自ら横浜へ出向き、球団に入団の意思を伝えた。合意した来季年俸は４００万円。
それでも、故郷での再起には十分な「評価」だった。関係者によると、村田は提示された条件を持ち帰ることなく即断したという。

　最も関心を示したのが、古巣のＤｅＮＡだった。巨人退団が決まった先月、南場オーナーは「もう一度、横浜で野球がやりたい気持ちがあるのであれば歓迎する」と話し、早々と受け入れる姿勢を公言した。

　もちろん、温情だけが理由ではない。ＤｅＮＡの高田ＧＭは「戦力として考えている」と期待を寄せた。右の長距離打者は今秋の補強ポイント。
代打や三塁にとどまらず、内野の複数のポジションも守れると判断した。今季、巨人で出場機会が激減した現状を踏まえ、フロントとラミレス監督の間では、獲得可能な状況が訪れた場合を想定して意見交換も重ねてきた。
双方の思いが一致し、横浜から国内他球団へＦＡ移籍した選手としては初の復帰が実現する。