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元西武ジャクソン「松井稼頭央はなぜメジャーで失敗したのか」
- 1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/08/16(水) 07:22:55.57 ID:dc5njSX9a.net
- 現在NPBでは40歳を超える野手が6人プレーしている。
最年長は今季限りの引退を発表しているロッテの井口資仁で42歳。それに続くのが、松井稼頭央(楽天)の41歳だ。
2人は共にメジャーでプレーした後、日本球界に復帰。
井口は二塁から一塁へ、松井は遊撃から外野へコンバートされながらも、戦力としてはもちろん、チームの精神的な支柱として大きく貢献している。
だが、2人が40歳を超えてもなお現役を続けていることに驚く人物は少なくない。
1995〜96年に西武でプレーしたダリン・ジャクソン氏もその1人だ。
メジャーで12年を過ごし、通算80本塁打、317打点を挙げた元外野手は、当時メジャーが長期ストライキに入ったために日本でのプレーを決意。
海を渡ったその年に西武でデビューを果たしたのが、19歳の松井稼頭央だった。
ジャクソン氏は松井に出会った当時の衝撃を回想し「ここ(アメリカ)で成功しなかったのが驚きだ」と話しているという。
米データサイト「ファングラフス」が伝えている。
31歳で西武入りしたジャクソン氏は、高校を卒業したばかりだった松井を「kid(子ども)」と親しみを込めて呼んでいる。
松井は「信じられない肩」を持っていたとし、「まるでイチローみたいな肩だった」と振り返っている。
遊撃だった松井は、左翼を守るジャクソン氏が内野へ返球する際の“カットマン”の役目を果たしたが、
内野から遙か離れた外野の位置から、矢のような返球をする“キッド”に驚愕。
ただし松井があまりに外野寄りに位置取ると、ジャクソン氏が弱肩に見えるため「コーチに言って、内野寄りに位置取るようにしてもらった」という秘話を明かしている。
メジャーで成功しなかったのは「プレッシャーと付き合えなかったのかも」
プロ入り間もなく松井は、右打ちから両打ちへ変わった。この時の取り組みについても「体にパットを巻き付けて左打席に立たせ、文字通り体にボールを投げつけていた。
体を開かず、ボールを引きつけて打つ方法を学ばせるためだ」と、メジャーでは想像もできない育成法を知った衝撃を語ったという。
試合前のウォームアップでジョギングをすると、あっという間にジャクソン氏に大差をつけるスピードを持っていたという松井について、
ジャクソン氏は「最高の肩を持ち、最速の足を持ち、弾丸ライナーでどこにでも打球を飛ばしていた」と
“走攻守”3拍子揃った桁外れのアスリートだったと振り返り、「ここ(アメリカ)で成功しなかったのが驚きだ」と話したそうだ。
同時に、その原因についても考察。松井は「とてもシャイで、非常に物静かだった」と振り返り、「プレッシャーとうまく付き合えなかったのかもしれない」とした。
「キッド」と呼ばれた松井も、今では41歳の大ベテラン。
来季も現役続行となればNPB最年長野手となるが、今もなお選手としての輝きを失うことはない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170815-00010020-fullcount-base
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