「最後まで諦めない」伊東監督の言葉を胸に戦う西武ナイン

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

「最後まで諦めない」元指揮官の言葉を胸に戦う西武ナイン

8月13日、厳しい暑さが続くZOZOマリンスタジアムにて、千葉ロッテ伊東監督が今季限りでの辞任を表明した。
成績低迷の責任を取っての引責辞任。あまりにも遅すぎる、惜しまれぬ辞意表明だが、
続投を基本線としていたロッテ球団フロントへの意趣返しとしては十分であった。
同氏は、黄金期西武の正捕手として長年チームを支え、引退後の03年オフに西武監督に就任。翌年には就任一年目での日本一の快挙を達成した。
その後は優勝争いには絡めず占いに傾倒、07年には球団として26年ぶりのBクラスに終わり、最後は引責辞任へ追い込まれ、退任セレモニーで渡される花束を自費購入した。
その経緯もあり、試合前には辞任の話を聞きつけた栗山巧外野手、炭谷銀仁朗捕手など、若手時代を伊東監督ととも過ごした選手たちが挨拶に訪れた。
伊東監督は訪れた選手1人1人と言葉を交わす中で、「野球は9回3アウトまで終わらないスポーツ。絶対に諦めてはいけない」との言葉を全員に伝えた。
その言葉を受けて奮起した西武ナインは、1点ビハインドで迎えた9回、ロッテの守護神益田を難なく攻略し、
今季3度目のZOZOマリンスタジアムでの最終回逆転勝ちを収め、元指揮官からの期待に見事応えた。
現在、西武と首位ソフトバンクとの差は7ゲームだが、30ゲーム差の最下位に沈む元指揮官の言葉を胸に、最後の3アウトまで西武ナインは諦めない。