■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
大島「どうすりゃいいんだ・・・」
- 1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/07/26(水) 22:38:57.81 ID:H5vHINo50.net
- 敵地、神宮球場で迎えたヤクルト戦
序盤に10点リードを奪うが終盤追い付かれ、10回裏大松にサヨナラHRを浴び4連敗目を喫した
球場に響くファンのため息、どこからか聞こえる「うんち」の声
無言で帰り始める選手達の中、今年チームに残留した大島は独りベンチで泣いていた
黄金時代に手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる投手陣・・・
それを今の横浜で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」大島は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、大島ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」大島は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、大島はふと気付いた
- 2 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/07/26(水) 22:39:18.68 ID:H5vHINo50.net
- 「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した大島が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように高橋周平の応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする大島の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「洋平、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った大島は目を疑った
「あ・・・荒木さん?」 「なんだブサイク、居眠りでもしてたのか?」
「た・・・谷繁元監督?」 「なんだ大島、かってに谷繁さんを引退させやがって」
「森野さん・・・」 大島は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:藤井 2番:三ツ俣 3番:大島 4番:平田 5番:ルナ 6番:森野 7番:荒木 8番:武山 9番:カブレラ
暫時、唖然としていた大島だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
吉川からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する大島、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
- 3 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/07/26(水) 22:40:04.39 ID:3QGPTYTx0.net
- 戻る時代間違えてるぞ大島くん
- 4 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/07/26(水) 22:40:09.69 ID:IVUBYDBr0.net
- 「大島頑張れ」
「うってえええええええええええええ」
- 5 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/07/26(水) 22:40:30.45 ID:KhpmO8hs0.net
- は?
お前が全打席ホームラン打ってたら勝ててたやんけ
せこせこ盗塁なんざしとるからあかんのじゃ
- 6 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/07/26(水) 22:40:36.61 ID:lywLqXsF0.net
- この時の方が暗黒感ある
総レス数 6
3 KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★