De石田（広島ファン）「広島相手にはいい投球をしないと気が済まない。カープの応援も嫌いではない。」

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

　（セ・リーグ、広島２－５ＤｅＮＡ、１３回戦、ＤｅＮＡ７勝６敗、１１日、マツダ）ＤｅＮＡは１１日、広島１３回戦（マツダ）に５－２で逆転勝ちした。
先発の石田健大投手（２４）が７回３安打２失点の好投で３勝目（３敗）を挙げた。チームは前半戦１試合を残して４１勝３８敗２分けとし、２００７年以来、１０年ぶりとなる“貯金ターン”を決めた。
１２日の球宴前ラストゲームも勝って締めくくる。

　アドレナリンが出まくった。石田がリーグトップのチーム打率・２７７を誇る広島打線を相手に７回３安打２失点の好投で、エースとしての役目を果たした。

　「嫌な点の取られ方だったけど、打線がすぐに取り返してくれたのが大きかった。野手が僕に流れをくれました」

　広島の強打を意識しすぎたこともあり、二回に連続四球から２点を失ったが、三回に筒香の２点二塁打で追いつくと冷静さを取り戻した。
「四球を出してやられるなら、ヒットを打たれた方がいい。コースを厳しく突くよりストライク先行」と開き直って三回以降は七回まで１安打で切り抜けた。

　スタンドを染める“赤”に自然と燃える。広島市南区出身で幼少期から広島ファン。球場にもたびたび足を運び、広島工高の先輩でもある新井が憧れの存在だった。
だが、ＤｅＮＡブルーの血が流れる今は「地元だし、いい投球をしないと気が済まない。倒したい思いは他の球団よりも強い」と首位を独走する相手の前に堂々と立ちふさがった。
「カープファンの応援は嫌いではない。気持ちのいい状態で投げられた」とニヤリ。対広島の通算成績は６戦３勝の“鯉料理人”だ。

　この日の勝利でチームは４１勝３８敗２分けとし、前半戦１試合を残して、２００７年以来の貯金ターンを決めた。さらに今季はセ・リーグで唯一、同一カード３連敗を喫していない。
今季の最長は５連勝と４連敗。大崩れしないチーム力で着実に白星を積み重ねている。

　「貯金を持って前半戦を終えるのは非常にいいこと。いいペースできている。さらに増やしていきたい」

　ラミレス監督も手応えを感じている。０７年は４位に沈んだが、ラミレスＤｅＮＡは、さらに浮上する可能性を秘めている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000020-sanspo-base