俺「（この崖から飛び降りたら……やっと……）」　お姉さん（実は淫魔♀）「あらぁ、ダメですよぉ

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

俺「ひっ……！！？？」びくうっ
俺「だ、だだ誰ですかぁっ……！！？」

お姉さん「私です;」

俺「ほんとに誰ですか……」

お姉さん「まあまあ……ところで貴方ぁ……」

お姉さん「死のうとしてましたねぇ？」

俺「なっ……！し、してないですよ！」

お姉さん「んん～？」にこにこ

俺「してないですって！」

お姉さん「はあ～そおですかぁ～……でも、死ぬのは良くないですよぉ？」

俺「う、うるさいなあ……」

お姉さん「あらあ？いいんですかあそんな態度取って～……女性にフラれ、ショックで仕事中致命的なミスをし、家に帰ると空き巣に入られてた哀れな童貞の何方かは、いまこそ救われるチャンスが巡ってきたかもしれないのに～……」

俺「なんで、知って……」

お姉さん「まあまあ～そんなことより、私たちの世界では自殺なんてご法度～～……せっかく生きのいい天然人間男子なのに貴重なリソースを失うわけにもいきませんので～」
お姉さん「連れ去っちゃいま～す」

で俺がいたとこにはもう何も残ってないわけ
で俺のその後はもう誰も知らず、新聞の片隅に小さく行方不明事件として載っただけでみんなには忘れ去られるわけ

俺「（この崖から飛び降りたら……やっと……）」 お姉さん（実は淫魔♀）「あらぁ、ダメですよぉ

俺「（この崖から飛び降りたら……やっと……）」　お姉さん（実は淫魔♀）「あらぁ、ダメですよぉ