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【徹底討論】「引退」がささやかれても、なぜハンカチ王子はたまに結果を出すのか

1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/06/16(金) 18:04:00.61 ID:gvFO6Xdh0.net
 ある意味で「スゴい」と認めざるを得ない。北海道日本ハムファイターズ(以下、日本ハム)、斎藤佑樹投手のことだ。

 今季4度目の先発登板となった6月14日の中日戦(場所:ナゴヤドーム)。
いきなり初回に4安打4失点で試合をぶち壊しかけたが、その後は見違えるような快投を見せて2回以降の4イニングは1人の走者も許さなかった。

 シーソーゲームの様相を呈した試合は延長12回の死闘の末に勝利。
5回を投げて立ち上がりの4失点のみに抑えながら自分の投球リズムも呼び戻した斎藤の力投こそが、チームに執念の勝利を呼び込んだと評しても決して過言ではあるまい。

 プロ7年目の今季は5月31日の横浜DeNAベイスターズ戦で6回途中1失点の好投を見せ、約2年ぶりの白星をつかんだ。
日本ハムに入団以来、ブレイクすることはなく何度も引退危機がささやかれながらも、忘れかけたころにシレッと快投する。
「計算づくで、やっているんじゃないか」と疑わしく思えるぐらいに不思議な存在感を見せ続けているのだ。

 ネット上では試合で結果が出なければ、毎回のごとく「とんでもないようなお荷物投手」「日本ハムでなければ速攻でクビ宣告を受けている」など、
さまざまな批判が浴びせられているものの、斎藤本人は“柳に風”とばかりに気にもとめていない。
もし彼が並の神経の持ち主であれば、おそらくここに至るまで世間からのバッシングを何度も受け続けた段階で現役を退く意向を固めていたであろう。

 ところがこうして斎藤は今も現役を続け、時々一軍に呼ばれてはごくたまに活躍することで厳しい競争社会であるはずのプロ野球界で生き残れている。
よっぽど肝が据わった強心臓の持ち主なのだろう。だから冒頭でも触れたように「スゴい」のだ。ここ最近、チーム関係者が斎藤について次のように評していた。




「引退」がささやかれても、なぜハンカチ王子はたまに結果を出すのか
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1706/16/news027.html

2 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/06/16(金) 18:04:17.95 ID:gvFO6Xdh0.net
これこそが斎藤の「無関心力」

 「佑がスゴいのは、究極のマイペース男であるという点だ。あそこまで周りから叩かれれば普通は気持ちが萎(な)える。
ウチの主力投手も『ボクが斎藤の立場だったら、まず間違いなく辞めています。
あれだけのバッシングを受けたら現役を続けられる自信はありません』と話していた。
大抵の選手は周囲が『もう選手生命は終わり』と騒ぎ始めると、それから一気に下降線をくだって身を引くことになる。

 でも佑は対照的に『周りが僕のことをどう思おうがまったく構わない。ただ、それによって惑わされるのが一番嫌いなんです。
一番大切なのは自分であり、そこを見失ってしまったら終わりだと思います』と言っている。
つまり、相当な図太い神経を持ち合わせているということ」

 これこそが斎藤の「無関心力」だ。
メディアやネットで限界説がとなえられ、バッシングが起こっても、斎藤は基本的に完全スルーしてしまうので、精神的な動揺はまったく起こらない。
だからお世辞にもトップクラスと言えないような実力でありながらも、その能力を何とか限界まで引き出すことができるのだ。
ただ、試合をゲームメイクするような快投の数が非常に少ないことが、残念である。

 グラウンド外でも、そのスタンスは変わらない。こんな話もある。日本ハムの内情を知る事情通は、こう打ち明けた。

3 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/06/16(金) 18:04:32.68 ID:gvFO6Xdh0.net
“ヤバ過ぎるニオい”を感じ取る

 「以前、日本ハムにも出入りしていた女性記者が各球団の有力選手たちに電話番号入りの名刺を渡し、斎藤もターゲットに定められたことがあったんですよ。
しかしながら斎藤はすぐさま“ヤバ過ぎるニオい”を感じ取って、
名刺は受け取ったものの彼女にはもちろん一切連絡をすることはなく、その後も距離を置くようにしていたのです。
すぐ後にこの女性記者は所属していた会社を退社し、セクシータレントへ転向しました。

 その後、彼女は他の媒体を通じて、自分と不埒(ふらち)な関係があったプロ野球選手をイニシャルトークで暴露する暴挙に出て、
球界全体に大きな波紋を広げてしまった。イニシャルを出された選手は言うまでもなく大慌て。
だが斎藤は持ち前の“無関心力”によって、この危機を回避できたわけです」

 とはいえ、2016年は脇の甘さも露呈してしまった。
昨年夏に早稲田実業、早稲田大学の先輩である出版社の社長からポルシェなどの提供を受けていたと『週刊文春』によって報じられてしまった。
文春には同社社員が「社長が関連会社でリースして又貸しした」などと告白したコメントが掲載されたが、
その後は別のメディアの取材によって斎藤が同社長に一定のリース代を支払っていたことが判明。
くだんの社長も「リース代はきちんととっている」と反論したこともあって球団は特におとがめなしの判断を下したが、
結果を出していなかった斎藤には“おねだり王子”のネーミングがつけられるなど世間の印象は一気に悪化してしまった(関連記事)。

 ところが斎藤はこれに弁解する姿勢を見せることなく騒動を粛々と受け止め、あえて“貝”になってダンマリを決め込んだ。
ここで世間の反応を過剰に気にする余り、変に言い訳をすればますますドツボにハマってしまうだけと踏んだのである。

 この読みが功を奏し、ポルシェ騒動は拍子抜けするほど意外に早く沈静化。思いのほかにあっけなく幕引きされる形になった。
つまり、これも世間に“エクスキューズ”する必要はまったくないとする自身独特の「無関心力」によって斎藤は結果的に救われたのだ。

4 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/06/16(金) 18:04:47.91 ID:gvFO6Xdh0.net
斎藤佑樹の不思議な魅力

 プロ野球選手としては残念ながら「超一流」とは呼べない。
それでも生き馬の目を抜くような群雄割拠の厳しいプロ野球界でいまだにマウンドへ立てているのは、この「無関心力」があるからこそだろう。

 ネット上で「佑ちゃんをえこひいきばかりしている」ともっぱらの栗山英樹監督も真相はどうあれ、
この「無関心力」とともにどこか飄々(ひょうひょう)とした姿勢をのぞかせる斎藤に一目置いているのは事実。
いやいや、斎藤にバッシングを浴びせることの多い人たちだって何だかんだと言いながらも佑ちゃんの今後は気になって仕方がないはずだ。

 かくいう筆者もその1人。斎藤佑樹という男には、それだけ常人には絶対にマネのできない不思議な魅力が詰まっている。

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