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女子高生とかがプロレスやる小説を書き始めたよ

1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:10:47.72 ID:/rCf/zvO0.net
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881044890
もしも高校の部活にプロレス部があったらみたいな感じのお話なんだけどどうだろう?
よかったら向こうに感想なんかも書いてってもらえると嬉しい

2 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:11:15.01 ID:3k0OwS+06.net
http://i.imgur.com/ENC4zCM.jpg

3 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:11:59.77 ID:KfuMk8oBK.net
リンク先見れんからここに書いてみて

4 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:12:18.30 ID:ShAm+4gla.net
気を利かせてちょっとだけ
ここに書いてもええんやで

5 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:12:19.52 ID:mpsBXkjd0.net
ここに貼ってよ

6 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:13:42.40 ID:/rCf/zvO0.net
 プロレスという競技が市民権を得て、野球やサッカーのように学校の部活としても盛んに行われるということは、昔は考えられなかったことだった。
と、古い本には書いてあった。ぼくはその昔を知らないけれど、その時代からきっと、プロレスラー達は文字通り骨身を削って死闘を繰り広げていたんだろう。
 世間の評判なんてものは時が経てばコロコロ移り変わってゆく。世間ですらそうなんだから、ぼくの認識だって例外じゃない。
元々、ぼくはプロレスなんて興味がなかった。スポーツでいえば、サッカーなんかが好きだった……もっとも今でも、観るのは好きだけど。
 とにかくこの物語は、ぼくと、ぼくを取り巻く様々な人が、プロレスという競技を通じて紡いだものだ。
ぼくの青春そのもの、といっても過言ではないだろう。話はぼくの母校、神楽高校の体育館裏から始まる……。

…………

7 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:14:28.16 ID:UmCNs23r0.net
説明なんか3行にしろ

8 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:15:00.15 ID:Kh4W4DNjd.net
>>6
サッカーが好きだった ってところ野球に直した方がいいで

9 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:15:38.09 ID:KfuMk8oBK.net
女子高生じゃないやん

10 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:15:56.59 ID:/rCf/zvO0.net
 ミノルのふくらはぎに乱暴な痛みが走った。まだ新しい制服をわざとらしく着崩した、明らかに不良といった風情の少年は、仰向けに倒れた彼の脚を両腕で抱え、下卑た笑い声を上げた。
「これ、アキレス腱固めって言うんだぜ」
 もう一人の不良少年は、ミノルが苦痛に顔を歪ませるのを少し遠巻きに眺めながら、ニヤニヤとほくそ笑んでいる。
「俺たちのナンパの邪魔をするからこうなるんだ。こんなヒョロい足、折ってやってもいいんだぞ」
 不良少年はミノルの脚を、筋肉が軋む音すら聞こえそうなほど力を入れて絞り上げた。
「おい、そろそろ言えよ、ごめんなさいって。本当に折れちまうぞ」
 不良少年の言葉が聞こえないのか、ミノルは歯を食いしばり悶絶している。
「お前らなんかに、なんで謝らなきゃいけないんだ!」
 ミノルは絞りだすように言った。
「は?まだそんな口を利くのか?やっぱり痛い目見なきゃわかんねえようだな!折ってやろうじゃねえか!!」
 不良少年は腕に更なる力を加え、ミノルは言葉にならないうめき声を漏らす。
「ダメダメ、そんなんじゃいつまで経っても折れないわよ」
「まだ言いやがるかテメェ!」
「アキレス腱固めはね、そんな少しずつ力を加えてちゃダメなの、貸して」
「うるせえ!黙って……え?」
 不良少年の脚を、いつの間にか現れた少女が抱えていた。脚の締め付けが緩まり、ミノルは這々の態で拘束から逃れることができた。
「お前……さっきの女!?」
「ごきげんよう。で、こうやって脚をホールドしてね……」
 切れ長のアーモンドアイが印象的で、初夏の日差しの下には幾分か不釣り合いな黒っぽい紺基調の冬用セーラー服を身にまとった少女は、不良少年の左足に自分の腕を巻きつかせた。
「一気に極きめるの!」
 不良少年は、学校中に響き渡るほどの悲鳴を上げた。
「痛かったでしょ?これが、アキレス腱固め」
 優雅な身のこなしで立ち上がりながら、少女は言った。
「あとね、アキレス腱固めで足の骨を折るなんて、いくら頑張ったって無理よ」
「テメエ!何しやがる!」
 もう一人の不良少年が少女に駆け寄り、掴みかかる。少女は不良少年の手を瞬時に掴み返し、そのまま投げ飛ばす。
「胸倉を掴む時って、手首を捻るじゃない。自分から関節を捻るなんて、そのまま極きめて下さいって言ってるようなものよ」
 投げた後も少女は腕を離さず、そのまま捻り上げた。
「関節を取られたら、男も女もないの。どうするの?あそこで寝転んでる不良クンを連れて私の前から消えるか、それとも……」
「わかった!わかった!勘弁してくれ!謝るから!離して!」
「お願いしますは?」
「は……はい!許して下さい!お願いします!!」

11 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:16:52.83 ID:sI2qGgbid.net
つまんな

12 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:17:39.59 ID:VpO69p7s0.net
面白いじゃん
今から18時くらいまで出かけるから続けといて

13 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:17:56.08 ID:/rCf/zvO0.net
「ヒーローくん、大丈夫?」
 泡を吹いて伸びている相棒を引きずりながら逃げる不良少年を見送って、少女はミノルの手を取り、引っ張って立ちあがらせた。
「はい……」
「ありがとう、ヒーローくん。不良に絡まれてる私を助けてくれて」
「ヒーローなんて呼ぶのはやめてください。ぼくは……」
「そういうことは言わないの。せっかく私が感謝してるんだから」
 少女は後ろで縛ってある長い髪を指でとかしながら、ミノルの言葉を遮る。
「私はね、キミがたとえ力及ばなくても、私を助けようとした勇気に感謝してるの。そういう勇気のある人を、ちょうど探してたところだし」
「探してた……?」
「うん。私ね、こう見えてもプロレス部の部長なの」
「こう見えてもって……」
「プロレスに一番必要なのって、勇気なのよ。今はまだわからないかもしれないけど、とにかく、私はキミみたいに勇気を持ってる人を探してたの」
 ミノルの頭をポンポンと軽く叩きながら、少女は言った。
「言い忘れてたけど、私は千せん光こう寺じ 姫ひめ子こっていうの。よろしくね」
右手を差し出しながら続けた。

「ねえ、プロレスやってみない?」


…………

 これが、ぼくとプロレスとの出会いだった。ぼくを救ってくれた千光寺 姫子という少女、この時は救世主のように見えたのだけれど、そんな都合のいい存在じゃないとわかったのは次の日のことだった……。

14 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:18:08.30 ID:A+4crM5t0.net
明らかに不良といった風情の少年

ちゃんと書け
モヒカン頭がトゲトゲの付いた服着て釘バットでも持ってるのか

15 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:18:14.56 ID:5KcNuH1Fd.net
>>10
能力がないやつが情景描写を細かく書いたらくどくなるだけや
もっと簡潔に書きなさい

16 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:18:25.14 ID:Hqz+GZWtM.net
全部読んだけど面白かった

17 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:18:30.65 ID:ZSX13kNn0.net
レッスルエンジェルス

18 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:18:47.90 ID:ES0CYTlQM.net
全部読んだけど才能あるで!

19 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:19:00.49 ID:RXY9Vvbh0.net
秋元康も書いているやん

20 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:19:10.14 ID:A+4crM5t0.net
とは言え案外面白そうやね

21 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:19:35.90 ID:/rCf/zvO0.net
 ミノルが通う神楽高校は、少なくとも県内において最大のマンモス校で、その敷地は巨大な大学並みの広大さを誇り、標高100mほどの小さな山がその中に鎮座している。陽の登っているうちは常に太陽の光に照らされているその山を、生徒たちは日なた山と呼んでいた。
山の中腹にある3〜40m四方ほどの平坦な場所には、まるで寺か何かのような作りの、森に囲まれた正体不明の建造物があった。その周辺には他に何もないため、寄り付く生徒も殆どいなかったが、夕方になると、時折大きな物音や人の叫び声が聞こえるという噂があった。

「ここで良いはず……なんだけど」
ミノルは昨日少女から手渡された、プロレス部部室の場所が記された紙切れを片手に、日なた山の中腹まで来ていた。
眼前には、寺の本堂を思わせるような外見の木造建築物が、静かな林の中にひっそりと佇んでいた。
「あの……すみません!」
意を決して上げたミノルの声が、林の中に響いた。
間を置いて、建物の中から物音と人の足音が聞こえ、やがて正面の戸がガタガタと大きな音を立てて開いた。
「はい、何かご用でしょうか?」
入り口から顔を出したのは、見知らぬ少女だった。
背中に触れるほどの長さの髪を後ろでまとめ、学校指定の臙脂色のジャージを身に纏っていた。
「プロレス部の練習場って、ここで良いんですか?」
「そうです」
「部長の千光寺さんに来るように言われたんですけど……」
「あぁ、あなたが橋塚さんですね。部長から聞いています。こちらへどうぞ」
クルリと奥の方へ振り向いた少女の髪がふわりと舞い、シャンプーの香りがミノルの鼻をくすぐった。
「あの……こちらです」
「は……?あ、はい!」
まるで花のような心地よい香りに、ボーっと突っ立っていたミノルは、少女の声に慌てて歩き出した。

22 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/05/12(金) 16:19:44.36 ID:tjACLuMda.net
プロレスやめて野球にしよう

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