北方謙三版 けものフレンズ第壱話

1 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:10:33.51 ID:xOHxNFlap.net

見渡す限り平原が広がる地があった。
サバンナ地方と呼ばれるその地にて、異形なる獣が樹上に在た。名は剣猫。
身の丈４尺ほどの体躯の頭上には、６寸程の耳を携え、豹柄模様の着衣を身にまとい眠っていた。
意識は落ちているものの、その神経、耳は、周囲の状況を、敏感に感じ取っていた。
音。
何者かの駆ける音を拾い上げたその耳は小さく動き、次の瞬間にはその身体はこわばり、警戒態勢に入っていた。

2 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:11:06.77 ID:xOHxNFlap.net

サバンナの地は、剣猫が平定をした地である。
その地に生きるものは全て剣猫の預かり知ることであるが、拾い上げたその音は今までに聞いたことのない音であった。
何者が、駆けているのか。
剣猫が周囲を見渡すと、身の丈４尺ほど、浮浪者が如き衣服に包を背負った獣が一匹、駆けていた。

3 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:12:22.47 ID:xOHxNFlap.net

やはり見覚えがない獣であった。近づき、姿を見せる。
その獣は、こちらに気付くと踵を返して逃げ出した。
なぜ逃げる。本能が、獣を追った。
捕らえて、どうするか。それを考えるのは捕らえてからで良い。
狩猟演習を好んだ剣猫は、ただ獲物に向けて駆ける事が好きだった。

4 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:13:30.58 ID:xOHxNFlap.net

獣は逃げてはいるものの、それほど足は速くない。
すぐさま射程にとらえると、剣猫は宙を飛び獣を抑える。

5 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:13:56.68 ID:uh4KrgTv0.net

ええな

6 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:14:41.35 ID:q0may8vea.net

サーバルちゃんが平定したのか……

7 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:15:36.15 ID:CkM1yVGmp.net

面白いやん

8 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:15:36.76 ID:xOHxNFlap.net

「待て。早まるな。食うてはならぬ。」
「食わぬ。食わぬが、貴様の返答次第ではある」
「敵意はない。一度、どいてはくれぬか」
獣の眼を見る。敵意を宿してはいない。

9 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:15:46.25 ID:nxEn3o3pd.net

浮浪者ちゃんで草

10 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:16:22.44 ID:E8pVYVKpa.net

上手いやん

11 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:16:26.33 ID:S47Uwiie0.net

ソープへ行け

12 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:16:56.67 ID:nxEn3o3pd.net

ドリフト省略されとるやん

13 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:17:04.58 ID:sfaFy38Fd.net

>>11
それいうほど言ってないで

14 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:17:11.33 ID:PJ2w7Q1l0.net

>>8
なんかここだけ平田弘史っぽい

15 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:18:43.45 ID:xOHxNFlap.net

「逃げるものを追うが、我が習性。すまなかった」
「否。話のわかる御仁で助かった。話がわかるついでに、教えてはくれまいか。ここはいずこか」
「ここは蛇巴里公園。我が名は剣猫。この周囲は我が領地である。お主はいずこから来たのか」
「それが、記憶がない。目覚めた時にはここにいた」

16 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:20:52.31 ID:QDqTiFq1d.net

あく

17 ：風吹けば名無し＠＼(^o^)／：2017/04/14(金) 09:21:12.12 ID:nxEn3o3pd.net

.txtでくれ