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人権大嫌いガイジは日本の憲法学界の父芦部信喜の師匠のありがたいお言葉を拝聴しろ

1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2017/01/07(土) 21:57:17.94 ID:efIRbJwC0.net
人権の感覚というのは、身におぼえのないぬれぎぬを着せられ、おそるべき責苦を受けている1人の純真な人間がいることを考えれば、夜も眠られないという気持ちである。
自分や、自分の家族が、人権じゅうりん的取り扱いを受けて憤激することではない。自分となんらのかかわりもない赤の他人が、そういう取り扱いを受けたことについて、本能的に、いわば肉体的に、憤激をおぼえることである。
もし、国民の一人一人が、かような意味の人権の感覚を身につけ、どこかに人権じゅうりんされた人が一人でもいると聞くと、夜も眠れないくらい憤激を覚えるという状態が、実現されれば、人権じゅうりん行為が、あれほど公然と行われるはずはないと思う。

憲法を生かすか、殺すか。それは、かような人権の感覚を国民の多数が身につけるようになるか、ならないか、で決定される。

宮沢俊義「人権の感覚」(『平和と人権−憲法二十年中−』〔1969年・東大出版会UP選書〕所収)65頁以下

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