【定期】正代さんネガる

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

第一報を聞いて正代は思わずのけぞった。稽古を終えた直後、取組編成会議から戻った師匠の時津風親方（元幕内・時津海）から白鵬が相手だと知らされた。
その瞬間、顔は硬直。「いー」という悲鳴と共に受け入れがたい現実と直面した。

ある程度の予想はしていた。「去年の春場所で（兄弟子の）豊ノ島関が西関脇で鶴竜関と当たった。覚悟はしていました」。
今場所は同じ西関脇で東の２番手横綱は白鵬。前例に当てはめればむしろ順当といっていい相手。必死に前を向こうとしたが
師匠の「あっけなく負けるのはやめろよ」という言葉が追い打ちをかける。ネガティブ思考はどうしても打ち消せなかった。

「顔をたたかれるのが早いか、遅いかなだけ。初めて対戦したときは（白鵬に）片手しか触ってない…。たたかれて前が見えなくなった。気づいたら押し出されていた」。

正代に勝算はない。決意したのはただ一つ。「けがなく生還したらいいんじゃないですか」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170107-00000047-sph-spo