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サトカ「んっ……あ、あぁっ……ふぁっ、あっ、あっ、んんぅっ」
- 1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:11:14.74 ID:EiogTuFa0.net
- 俺とサトカは付き合っている。
と言ってもこっちは猫の姿だし、これまで実際にやったことと言えば
どこかの境界にデートに出かけたりするくらいだが。
「えー、さて」
照れ隠しのようにサトカが腕組みをする。
「二人きりになったな」
「そですね。椿芽さんたちには感謝しなきゃです」
うんうんと頷いているが、口元は緩くにやけている。
サトカは俺を抱き上げて螺旋階段を上がる。彼女の自室に行くんだろう
背中にはシャツの布の向こうのやわらかいところの感触が、わずかにふにふにと伝わる
ゆったりとしたテンポの鼓動も俺の体に流れてくる
- 2 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:11:47.19 ID:EiogTuFa0.net
- 「今日はなぜ時間を取らせてもらったかというとですね」
「一緒にいたかったんだよな。サトカはかわいいなあ」
「そっ、それはもちろんあるですけど……うう……」
伝わる鼓動はエンジンが掛かったように早鐘を打ちはじめ、
ふにふにとした幸せな感触は一気に熱を帯びた。
「えっとですね、あの……、
もう、隊長さんがヘンな事いうので何いえばいいか分からなくなってきたですよ……」
サトカがちょっと下を向くから吐いた息が後ろ頭に掛かる。これ気持ちいいな。
「落ち着けって」
「そ、そですね。では。えー」
俺が言うと、サトカの吐息が離れてしまう。残念だなあ。
「今日は隊長さんにお知らせがあるですよ。良いお知らせです」
「良い知らせ?」
「……あー、実利的には隊長さんは今までと大差ないかもですけど……
少なくとも私にとっては良いお知らせです。隊長さんに関することで」
何なんだろうそれは。
サトカは扉の前で立ち止まり、考えるように間が空いた後、
- 3 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:12:10.65 ID:EiogTuFa0.net
- 「あっとですね、いったんここで隊長さんは自分のチャンネルに戻ってほしいです」
「え、何で?」
「戻ってすぐにわかるです。あ、ここに行き来するときに使ってる端末の電源を切らないようにってことだけ、
注意してほしいですよ」
「なんだよー、サトカの部屋でイチャイチャできると思ったのになー」
「いっ、いちゃいちゃは、その、……でっ、できるですよ?
隊長さんの思ってるようなことも、ゆくゆくは、そのっ、できちゃうかもしれないですよ?
ああもう、いいから早くいくです!」
「わかった、わかったって」
半分追い出されているようなしょんぼりした気持ちで、俺は元の世界へ意識が移るよう念じる。
背中に感じるささやかなふくらみが無くなって、名残惜しさを感じながら。
- 4 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:12:22.94 ID:vMbhp+nWa.net
- 懐かしい
データ消えてやめちゃったわ
モルガナ好きやった
- 5 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:12:31.83 ID:EiogTuFa0.net
- 元の世界に戻ってきた。エテルノにアクセスした時と同じ体でベッドに座っている。
やっぱり人の肉体の方がいろいろやりやすいよな、と両手を組んで伸びをしていると、
ベッドの上でスマホのバイブレーションが鳴った。
画面を見ると、着信である。ただし普段の電話とUIが違う。
そして番号の代わりにパスワードみたいな文字列が表示されている。
今考えを巡らせても意味がないな。原理はどうあれ、多分サトカだろうし。
俺は通話ボタンに触れた。耳に持っていこうとしたあたりで目線が画面に釘付けになった。
「や、どもです」
サトカの顔が映っているじゃないか。
テレビ電話か。にへらぁと口もとが緩んだ、ちょっと照れたサトカの笑顔が画面にある。かわいい。
ん? だとすると……
「隊長さんの顔、初めて見れたですよ」
満面の笑顔がある。かわいい
- 6 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:13:14.68 ID:EiogTuFa0.net
- じゃなくて、人間の姿が見られてるってことなのか。マジかよ。
「大丈夫か、失望してないか?」
「するわけないです。好きな人の姿を見て失望なんて誰がするですか。
ああ……隊長さんです……目の前に私の隊長さんがいるですよ……」
「そ、そうか。なら良かった」
これほど恍惚とした顔のサトカを見たのは初めてだ。
「これで、いつでも隊長さんのことが見えるです。
あ、隊長さんが用事中のときはもちろんガマンしますけど」
「お前って結構積極的だな。
このテレビ電話の導入も前々から準備を重ねてたんだろ?」
「お、察しがいいですね。そです、パトリにテレビ電話アプリを追加して
さらにアプリを入れていない隊長さんの携帯に着信させるなんてことは自力ではなかなか難しかったので、
アコさん経由でいろいろな方の力を借りたですよ」
- 7 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:13:31.49 ID:q9SdTnjM0.net
- 自分は二穂ちゃん
- 8 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:13:37.95 ID:TGjyL1BNd.net
- サトカとか言う地味に背景が謎の存在
- 9 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:13:43.97 ID:EiogTuFa0.net
- そう、サトカは携帯もスマホも持っていない。
だから代わりに自分のパトリにそういうアプリを入れようと考えたらしい。
多分真乃に既存のテレビ電話アプリを雛型にして簡単なプログラムを組んでもらったとかだろう。
そうか。俺はいつもサトカのことを間近で見ていたからある程度満たされていたけど、サトカは……
「そんなにまでして俺とつながりたかったのか。そんな所も大好きだよ、サトカ」
「うう……隊長さんもしかして私を恥ずかしがらせるのを楽しんでないですか?」
「そんなことはあるかもしれないが大好きなのは本当だよ」
「ちょ、や、やめるですよもう……」
サトカは白い肌をまっかっかにして目をそらしている。
あのほっぺたを触ったら大福みたいにもちもちなんだろうなあとか、
猫の時に見るよりもっと小柄な肩なんだな、抱きしめてみたいなあとか、
しかもその相手が自分のことを好いている女の子なのだと思うと、
俺も男なので、卑猥な欲望が頭の中に充満し、段々、下腹部の先に感覚が集まってくるわけで。
「ところでサトカ」
「はい、どしたですか?」
「さっき、「隊長さんの思ってるようなこともゆくゆくは……」とか言ってたよな」
俺は忘れてないぞ。というか、そんなこと言われて反応しない男はいない。
- 10 :うんち:2016/10/21(金) 13:13:47.11 ID:D8FMREY9a.net
- サトシやろ
- 11 :http://i.imgur.com/mqwAEcv.jpg:2016/10/21(金) 13:13:51.06 ID:cFV17Ae10.net
- ポチポチゲーで唯一まともに稼働してるのってスクストくらいじゃないだろうか
- 12 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:14:26.13 ID:EiogTuFa0.net
- 「あー……そういうことも言ったかもですね……
慌ててたのでヘンなこと言ってたかもしれないです……」
「あでも、ゆくゆくは私の体のコピーがそちらに行けるかもしれないです
その時は……」
サトカは俺を見つめて赤いほっぺたをさらに染めて、
「好きにしてもらって、構わないですよ」
そそる。
「何を好きにしていいの?」
「……私の体ですよ」
- 13 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:14:48.38 ID:EiogTuFa0.net
- サトカはゆでだこになったままそっぽを向いてしまう。恥ずかしいことを言わせすぎたかもしれない。
「もう、わかってるくせに、隊長さんはイジワルですね……」
「あー、でも今できるわけじゃないのかー
こうして素顔同士で通信できるようになっただけでも進歩だしまあ仕方ないか」
「そんなにしたいですか? 隊長さんは」
サトカは悩ましい視線をこちらに投げ、少し下を向いて考えてから、上目遣いになって、
「見たい……ですか?」
その言葉にどきりとする。
- 14 :http://i.imgur.com/mqwAEcv.jpg:2016/10/21(金) 13:15:14.29 ID:cFV17Ae10.net
- ワイは美山椿芽ちゃん
- 15 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:15:20.10 ID:EiogTuFa0.net
- その言葉にどきりとする。
いやまあ正直、エテルノで下着姿は見たことがある。
でも猫の姿では、意識的にはそそるものがあっても、いかんせん猫の体なので実績がないし、変な事態になっても困るので
それを解消するための行動を躊躇していた。
彼女に猫姿の俺の処理を頼むというのもなんか戸惑わざるを得ないものがあるし、そんなわけで。
俺たちは正式にそういう行為をしたことはまだない。
彼女はその境界を今、越えようと誘っているのだ。
「うう……えー……勘のいいアナタなら、
どんなことするって意味か、わかるですよね?」
ああ。わかるよ。
相手の方から言わせるとは俺もまだまだだな。そんな考えがよぎりながら、
ここまでの状況を作り出した彼女の前でまだ悶々と考えている方が失礼だと思い直した。
「見たい。すごく見たい」
「そっ、そんなにですか。
じゃあ、仕方ないですね……しっ、仕方ないので、見せてあげます」
サトカは火照った腕でパトリを布団の上に立てかける。たぶん後ろにティッシュ箱でもあるんだろう
そして布団から降り、画面に映らないところへ……
「待ってくれ、サトカ」
「お? 何ですか?」
「脱いでるところも見せてくれよ」
- 16 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/21(金) 13:16:10.43 ID:EiogTuFa0.net
- 画面いっぱいの顔がまた耳までみるみる赤くなって、
「脱いでるとこ見たいですか?」
「見たい。すっごく興奮する」
「……どうやら見せないわけにはいかなさそうですね」
サトカはベッドの上に戻ってきて、
「変態です。すっごく変態です、私の隊長さんは」
カメラに映るように配慮して少し距離を空けて女の子座りし、白い両足を体育座りに近い要領で立てる。
内股の向こうにはホットパンツの股部分の縫い目が丸見えだ。
膝がピクリと動くが、その部分を隠すことはない。
「もうヘンなとこみてるですね」
こっちの股間はとっくに熱くなっていて、すでにこれだけじゃあ足りない。
「じゃ、脱ぐですよ」
ショートパンツのホックに手を掛ける。かちゃりと金具を外す音が聞こえてきた。
膝を開く。右手でショートパンツのお腹の方を抑え、左手でファスナーをつまみ、下ろす。
開いたファスナーの向こう側から、紺色の布地がちらりと顔を出していた。
「うう……隊長さんが見てる……」
サトカの考えていることが口から漏れる。
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